午後からのお届けだったので、午前中いっぱい黒にゃとべったり過ごしました。
黒にゃ、君は今日から新しいおうちに行きます。
君はいい子だから、どこに行っても大事にされます。
だから大丈夫。
「元気でね」のところでいつも声が詰まって、最後まで言えません。
かわりに黒にゃを撫でました。
すると、黒にゃが私の腕に手を伸ばして、
ガブガブガブガブー!
ケリケリケリケリー!
\先生はなー、辛気臭いのキライだぞー!/

ぶはっ。涙が笑いに変わります。
もし世界の終わりに私と黒にゃがふたりきりになってしまったとしても、
私は前を向いて笑える気がします。
明るくて陽気な黒にゃ。私の太陽。
君の優しさと逞しさは、偉大です。
1時間のドライブ後、里親さんであるつくねん家に到着。
東京下町にある立派な3階建の戸建住宅です。
玄関開けるとホームエレベーターがあり、一気にテンションあがりました。

黒にゃ先生、初エレベーターです。
3階にあるつくねんさんと黒にゃのお部屋からはスカイツリーが見えました。
窓が大きくとってあるお宅です。
外を眺めるのが大好きな猫にとって、素敵なロケーション。
チュールをもらって、遊んでもらって、

ひと通り家の中を探検すると、おもむろにソファに陣取りました。

もうずっとこの家の子のような貫禄。
黒にゃはほんとすごいね。
ありがとう。不安を拭いさってくれて。
奇しくも今日はつくねんさんのお父さんの月命日。
お父さん喜んでるんじゃないかな、とおかあさん。
猫好きだったお父さんに、お線香をあげさせてもらい、
黒にゃのことをお願いしてきました。
絶対泣いてしまうと思っていたけど、笑顔で「元気でね」が言えました。
このお家でなら幸せになれる、そう確信できるから。
帰宅後つくねんさんから黒にゃ画像が送られてきました。

トライアル初日からまさかのヘソ天。
いやはや、やるなあ。
黒にゃ、がんばってます。
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