それだけじゃ物足りないらしく、車庫の二階にまで上って行きます。
しばらくクルリと室内の匂いを嗅いでから、窓辺に置いてあったダンボールの中に入って丸くなりました。
そのダンボールの中にはわらが入っており、以前は干し柿を保存していたのですが、先住猫だったみーの第二のお気に入りの場所でした。

毎日洗濯物を干しに二階に行くと、みーも後をついて来てこの箱に入って私の家事を見ていたのです。
どうしても、片付けられなかったほこりまみれの小さな箱に、ちこが初めて入った時、涙が止まりませんでした。しばらくの間ずっと、目を閉じているちこの姿を見てました。
みーはこれから、寒くなるのにどうしているんだろうとか、思ってしまって心が迷子になってしまいます。
分かっていてもどうにも出来ない心の痛みは時々、思いがけずに込み上げてきます。
最近はちこがそこに行こうとする時は、私は一階の車庫で片付けなどしてちこが降りてくるのを待つようにしています。
この子達がいなければ、ずっと毎日こんな気持ちを引きずってたんだろうなとため息をつきながら、愛猫の行方不明とはこんなに辛いのなら・・
人間だったらそれこそ、毎日身を切られる様に苦しいでしょうね。
北朝鮮に拉致された方々の家族の方達に来年こそは朗報がある事を祈らずにはいられません。
私も今出来る事に全力投球して、あと残り少ない今年を悔いのない様にしなければ!!

マタタビの枝に酔って寝そべるちこです。長生きしてね!
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