拉致してから4か月、凶暴だった子猫は可愛い子に成長しました。
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里親様を募集していましたが、ご縁がないままここまで来ました。
これも一つのご縁、チビコ、今日からゾッチャ家の4番目のにゃんこになります!!
うちの子になるまで長かったね。
チビコみたいな器量良しさんは里親様を見つけてあげたかった。
心に引っかかっているのは猫屋敷の事。
あの子たちがもし具合が悪くなったら・・・。
暑さ寒さを防げるところで、療養させて場合によっては家でずっとお世話をしてあげることになるかも。
そのために枠をあけておきたかった。
でもここのところ急に寒くなって、猫小屋もかなり寒くなってきてた。
カイロを使っていたけど、いつか風邪ひいちゃうかと心配だった。
毎日、チビコの様子を旦那さんに話していた。
なかなか行く時間がとれなくて、ずっと待っているから、部屋に入るともう大はしゃぎ。
「早くジャラシを振って~」と腕にしがみついてくる。
疲れてて、つい座椅子でウトウトしちゃったりすると背もたれに乗って首筋に鼻息吹きかけ、ゴロゴロ言いながら髪の毛をちょんちょんと触ってくる。
お腹がすいたと足元でぐるぐる巻き~。
膝の上に乗せて、爪切りをしてても早く遊びたくて、体をくねらせる。
いろんな表情を見せてくれるけど・・・寝顔を見たことがない。
遊びに飽きて、もう寝る~ってなるまでゆっくりしてられないから。
たとえ寝ているときでも部屋に近づく足音が聞こえるとちょっと目をしょぼしょぼさせながらも起きて待っている。
あんなに小さな子がたった一人で寝てるんだよ。
無防備に寝ている姿を誰にも見てもらえない・・・。
「母屋に連れて来れば?」旦那さんが言った。
「だけど、連れてきたら情が移っちゃうからいやだって言ってたでしょ。」
「ああ、これ以上猫を増やしたら、離婚するからな。猫は3匹までだ。」
「・・・。」
「だけど、白トラはいつも交替で家に帰って来るから、2匹で1匹分って数えていいよ。」
「!!」
「チーがお姉ちゃんになれるかなぁ。」
やったーーーー! もうチビコに寂しい思いをさせなくて済むんだね。
「だけど、白トラが剥げたり、血尿が出た騒ぎにだけはならないようにね。」
白トラはどう思うだろうか。
ニャアからしっかりと教育された二人。
常にパトロールを欠かさず、命がけでよそ猫を追い払って縄張りを守っている。
なのに、家にかえって休もうとしたら、よそ猫がいる。
内側から崩されちゃうんだもの、辛いよね。ごめんね。
チーを連れてきた時で懲りたはずなのに、また同じこと繰り返しちゃった。
本当にごめんね。でも白トラの事はずっと大好きだし、これからもずっと一緒だよ。
今まで、チビコにかかりっきりだった時間を、少しだけみんなと共有出来たら、今までよりももっと一緒に過ごせると思うんだ。
とはいえ、チビコを見た白トラの反応はヤバかった。
野生猫の唸りだよ。
ゴメンね、毎日、ほんのちょっとでいいから、チビコの存在を感じて行って一年がかりでいいから、認めてもらえると嬉しいな。
今日は散らかった部屋を少しだけ(笑)片付けて、チビコのケージをお引越し。
チーとは少し面識があるから、この狭い部屋も今のところは静か。
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チビコ、大きくなったねぇ。
4か月前はティッシュ箱がトイレだったのにね。
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今も緊張してトイレに逃げ込んでいる。
でもその姿はまるで別猫、怖くて怖くて震えていた小さな子猫じゃない。
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とっても器量良しなレディだね。
初めて見た家族にもシャーは言わない。
不思議そうな顔をしてみているだけ。
チーも少し不機嫌になりながらも騒ぐでもなくチビコを観察中。
![](/img/diary_image/user_49523/detail/diary_154720_2.jpg?h=d41d8cd98f00b204e9800998ecf8427e)
こうしてみるとチビコは大きいねぇ。
手作りケージが狭いねぇ。
ちゃんとしたケージを買わなくちゃね。
トイレも洗い桶なんかじゃなくて、ちゃんとしたのを入れるから。
この部屋ではしばらくまたケージ生活になって窮屈かもしれないけど、ちょっとだけ我慢してね。
夜遅くまで電気がついてたり、話し声が聞こえてうるさいかもしれないね。
だけど、もう一人ぼっちで寝なくてもいいんだよ。
チビコの寝言だって聞いてあげられる。
なかなか決断してあげられなくて、ごめんね。
ずっとずっと待たせたけど、やっとうちの子になれたね、チビコ。
今日から、家のチビコだよ、よろしくね♪
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