壁太郎のママ猫の手術日が決まったのでレボリューションがてら実家へ。
ママ猫はというと、餌やりばーちゃんちに上がりこみ、家猫然として鎮座ましまし。
しかも私のことを見ても逃げない…。
それもそのはず。壁ママは隣の家の外飼い猫だそうです。
昨年あたりから猫を飼い始め、避妊してないので順調に増え、
手に負えなくなって外に放したらしいです。最悪です。
隣家のおばあちゃんとは面識があり、というか子どもの頃から可愛がってくれてる方。
80オーバーです。気さくで元気で良い方なんだけど、飼い方が昭和。
最初の選択を誤ると…という典型です。多頭崩壊予備軍です。
すぐさま、突撃となりの猫屋敷してきました。
そして、さっそく洗礼を受けます。
玄関先に猫風邪で弱った仔猫が1匹。雨に濡れてうずくまっていました。
私は雨に濡れた猫を見るのが何より嫌いです。大嫌い。
だって猫は水に濡れることを嫌がる動物でしょう?
ということは、のっぴきならない状況のほかに考えられません。
「ちょっと、おばちゃん! なんなのあのこ! どうしたの?」
「モモが夏頃、天井裏で産んだ子なんだけど、家の中には入れてねんだ。
どんどん弱ってって、もうだめだぁ。」
いやいやいやいや、ただの風邪ですから!
仔猫は鼻が効かないと食欲不振になって衰弱死するの。
食べれば治る病気なの。
このまま台風なんて来たら濡れそぼって低体温で死ぬわっ。
とりあえず今いる子らの避妊手術の約束を取り付け、
病院連れてくからね!といって、
ニャーニャー泣き叫ぶ仔猫を素手で捕まえ、逃げるように帰ってきました。
仔猫の声にモモらしき猫が駆け寄ってきましたが、私の勢いに驚いて逃走。
「悪いようにはしないからーっ」
モモの後ろ姿に声を掛けました。
ねこさらいっていうか、もはや猫ドロボー。
そんなわけで、こう。

保護ネームはビビです。生後3か月位。ガリガリです。
ビビはなぜか、私より先に夫と絆を育んでます。

さびしい中年男と愛に飢えた美人サビ猫の愛情物語は、また次回。
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