いつもお世話になっているところが休診だったので、
困った時の人間味あふれる先生のところへ。
ノミとシラミがびっちりで、風邪の症状がひどい。
かといってうちは隔離部屋がないので無理を言ってホテル利用させてもらいました。
ただ、ここの院長先生、猫ボランティアがお嫌い。
過去にトラブって保護猫価格の設定もやめてしまったくらい。
この日も急に冷たい態度で突き放すから、何事かと思ったら、
「鷹子さんは、次から次へと野良猫連れて来るけどボランティアなの?」と。
まさかの猫ボラ疑惑。
ちょ、違うからー! ただの猫好きだからー!
出会った野良猫、片っ端から連れ帰ってるわけじゃありません。
死にそうな子を見過ごす勇気がないだけです。
これでも毎回、プレッシャーに押し潰されそうになりながら保護してるんですよ。
だって、おれ、野良猫に出会ったことすらないよ。と先生。
わかります。私もそうでした。
先生と同じ、猫は眼中にない犬派でしたから。
犬好きの頃は平穏でしたよ、街中に野犬なんていませんもん。
壁の間にも落ちないし?
猛暑が続けば嘆き、台風がくれば憂い、寒波がくれば悲しむ、良い季節には繁殖の心配。
それに加えて虐待遺棄崩壊のニュース。
一年中心休まる暇がありませぬ。
野良猫ってさぁ、キリがないないじゃん?
ボランティアが頑張りすぎるから、行政が動かないんだよ。
とは先生の持論。
そうはいっても、好きな子が辛そうにしていたら、声かけない?
何かしてあげたいと思うのは傲慢?
飼い主がいない猫すべてを救えるとは思っていないけど、
目の前の、行き場のない子を家の中に入れてあげることはそんなに特別なことではないはず。
私はそう思うんです、先生。
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