お届け前、ゾッチャ家の倉庫にて前泊。
さぁ~今日が君たちをナデナデできる最後の日。
二人には特別ディナーだよ。
パウチをお湯でゆるくしたご馳走、召し上がれ~♪
![](/img/diary_image/user_49523/detail/diary_162812_1.jpg?h=d41d8cd98f00b204e9800998ecf8427e)
もぐもぐもぐ・・・
ふふふ、さっきまで初めての場所でビクビクしてたようだったけど、美味しい香りにつられて出てきたわ。
思い出した?
いつもの猫缶おばちゃんだよ?
食べ終わるとさっさと猫砂箱にこもる。
食べるときだけだね~~
当日は高速に乗るものの、ミャーミャー泣きっぱなし。
ゴメン~もう少し我慢して~
なぜかナビが高速を降りる方向で案内し続けるので、あまりのしつこさに途中で降りてしまった。
何かあるのだろうか・・・
気が付けば、2にゃんはスヤスヤ~。
高速が怖かったのがナビに伝わったのだろうか?
下道でのろのろと迷いながらもなんとかたどり着く。
キャリーに手を突っ込み、にゃんたちを引っ張り出してケージにポーン! が、いつものゾッチャ式なのだけど、ここは少し遠慮して「じゃ、ケージに移してもらえますか」みたいな~
お見合いにいらしたときに、そっと抱っこしてたから大丈夫でしょう~。
するとキャリーのふたを開けて、スーッとケージのそばに。
少し眺めているとグレーの子が自らケージへ!
エエッ?!
しばらくするとキジトラの子もケージへ。
はぁ~、にゃん達、自らケージに入って行くとは想像もしなかった。
いいんだね? このおうちの子になりたいんだね。
二人は初めてのケージの中で、おどおどしながらも上の段に上がっていった。
猫缶の恩なんてものよりも自分たちのために用意された真新しいケージや食器、トイレ、ニャンモック。
緊張しながらも、気持ちが伝わっているんだろうか。
これからは、このお家でママとパパと一緒に幸せに暮らすんだよ。
ゾッチャは空のキャリーを持ち帰ってきた。
次の日、昼のワイドショー的なTVを見てると猫屋敷から電話が。
「もし時間があったら来てもらいたいんだけど。ケージから猫達を移動させたら喧嘩になっちゃって」
え?喧嘩?
猫屋敷の猫達、みんな血縁関係で今まで争いごとなんて一度もないのに、なぜ?
![](/img/diary_image/user_49523/detail/diary_162812_2.jpg?h=d41d8cd98f00b204e9800998ecf8427e)
猫屋敷の子供猫達、上のケージにキジママの子、下の段にはママ猫の子たちが入っている。
女の子たちがいなくなって上の段がチャトラ僕一人になってしまったので、下の段から一人を上段に入れてあった。
男の子5匹になったので上下のケージに通路を作って、みんにゃで広く使えるようにしようという計画があったので近所の女性がさっそくケージ改造に来てくれていたのだった。
とりあえず上の二人を下に移した途端、喧嘩が始まったらしい。
唸ったり、シャーしたり、パンチがでたり。
とりあえず、キジママの子、チャトラ僕を上に戻し、それからもう一人チャトラを上に入れたけど、どうやら今まで入っていた子とは違う子を入れてしまったらしい。
上のケージで二人がシャーしたり、パンチしたり。
下のケージでも唸ったり、シャーしたりと3日間上に引っ越ししてた子に喧嘩を売っていたらしい。
チャトラ3兄弟は尻尾を見ると違いが判るけど、顔がそっくり。
困ってしまってゾッチャに救援要請が来たというわけだ。
あれ・・・誰が入っていたんだっけ?
一番おとなしそうな、小柄な子を入れた気がするんだけど、こっちの子?あっちの子?
この年になるとかなりいろんなところで記憶が曖昧になってしまう。
チャトラ3兄弟は、ゾッチャが来たことによって一時休戦、猫缶クレクレモードに突入。
![](/img/diary_image/user_49523/detail/diary_162812_4.jpg?h=d41d8cd98f00b204e9800998ecf8427e)
さっきまでみたいに喧嘩しててよ~~~。
こんな時のために、ネコジ日記を書いているというはずなのに、肝心な尻尾の特徴が書いてない!
上で喧嘩してるのは”先曲がり尻尾”。
3日間上にいたのは”トルネード尻尾””だったかな?
”長尻尾”だったかな?
ふむ~~(´・ω・`)
”先曲がり”を下のケージへ移し、”トルネード”を入れてみる。
どうやら正解だったのか?
静かになった。
やがて二人はシートでくるまれた二階部分に上がっていった。
しばらくしてシートをめくって様子を見る。
![](/img/diary_image/user_49523/detail/diary_162812_3.jpg?h=d41d8cd98f00b204e9800998ecf8427e)
パッ、っと離れる二人。
そこではBLさながらの抱き合いイチャイチャなめなめシーンが繰り広げられていたのでした♡
へぇ~~ずっと顔見知りの従兄兄弟とはいえ、もう十分に個性が出て、相性の良し悪しってあるんだね。
里親様募集、これからも続きますが、もし複数飼いでご希望の際は、このような相性などもあるので是非ご相談ください。
ひと段落付いたので、あがってお茶をいただきました。
「最近シャムが来て、うちの子の余ったカリカリを食べていくんだよ。昨夜なんか食べ終わったと思ったらそのままコロン、って寝ちゃうんだよ。まるで家の子だよねぇ」と奥様。
「あ~~見た見た、あのシャムちゃん、ママちゃんの彼だよ。あたし、畑でイチャイチャしてるところを目撃しちゃったもんね。白いシャムっぽい子のパパなんじゃないかなぁ。」と近所の女性。
「へぇ~ママちゃんの彼なのね~。
それにしてもここの猫たちはよそ猫にご飯を食べられても怒らないよね。」
なんて話をしていたら、窓の外の棚の上にシャムちゃん登場!!
![](/img/diary_image/user_49523/detail/diary_162812_5.jpg?h=d41d8cd98f00b204e9800998ecf8427e)
カリカリ食べてるし~。
残っていたカリカリを一粒残らず完食。
後ろの段ボール箱の中にはチャサンが入ってる。
猫の縄張り争いって、こんなもの?
いや、白なんか自分のカリカリに手を出されたら、速攻喧嘩になるに違いない。
シャムちゃん、よそ者だけどママ猫の彼として、仲間として選ばれし者、なのかな。
最近のコメント