ケージ3段重ね、急ぐ出荷、衛生には配慮… 犬の繁殖業者の現実
■繁殖犬150匹を抱える業者に取材
「うちの犬たちは不幸です」
https://sippolife.jp/article/2018013100001.html
記事はペットブームの先駆の犬について、ネコも多かれ少なかれ同じこと…今、人気は逆転しています
私は幼い頃は“ブリーダー”に、高校時代は獣医に憧れました…数学の成績ゆえ、諦めた^^;
最近、日本の“繁殖や”の実情を知り、愕然としています。
英語での本来の「breeder」と、日本で俗に言われる「繁殖や」とは、似て非なるものなり…
単なる和訳ではありません。
猫ブームの影に殺処分の現実 1千匹以上保護した女性が語る
https://sippolife.jp/article/2018012600002.html
両記事の主役のお二人、両極端の立場ですが、
共にわんにゃんへの愛情がきっかけであったこと、想像に難くありません。
多頭飼育崩壊者も、多かれ少なかれ、スタートは同じはず…。
NPO 人と動物の共生センター
http://human-animal.jp/blog/517
「余剰犬猫問題 蛇口を閉める」
さて、これまでは、下の段の蛇口に対して取り組む活動が多かったと思います。その結果、多くの地域で殺処分ゼロが実現しました。今、取り組むべき蛇口はどこでしょうか?
やはりそれは上の段の蛇口です。(引用)
これを元に、昨年10月福岡市で行われた「共に生きようプロジェクト2017実行委員会」作成のポスター
ポチッとすると、全文を読むことができます。
ヴォラさん…敢えて英語のvolunteer=志願兵、からの短縮を使用…が中心となっていた、
下蛇口のTNRや里親探し
しかし、地方自治体が乗り出したものの、上の蛇口を閉めなければ、水漏れは収まらない
政治が遅れを取っているのは言うまでもないこと
虐待だけでなく、動物の扱い全般について、愛護法改正は必要なことです。
安易な(安価な)生体販売は、安易な飼い主を生み、安易な遺棄につながりやすい
今現在、ペットショップに並ぶ子ではなく、これから将来並ぶ子を減らす…
売れ残りの子たちが、ネコジユーザーによるハッピーエンドのケース、いっぱい知っています。
でもそれは僅か…
「繁殖や」ではなく、正しい繁殖をする「ブリーダー」が必要だと思っています。
このままでは歪は一層大きくなり、事態の改善どころか、悪化の可能性も否定できません。
一人でも多くの方に関心を持っていただきたい…
これが改善に繋がります。
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