日本でも、バッグ等が有名ですが、人気はイマイチのような気がします。
しかし、レッドカーペットのセレブたちのと~ってもエレガントな衣装の多くは、彼の手によるものです
ファッション界の帝王…
先日チケット購入依頼のあったオペラは、ジュセッペ・ヴェルディ作「椿姫」、
ソフィア・コッポラ監督演出、衣装担当はValentino Garavani…映画にもなっています
これを知って、「なるほどね( ̄ー ̄)ニヤリ」…
歌詞を理解するために、イタリア語を勉強する方もいるオペラ通の社会とか
今日はヴァレンタインデー(Valentine's Day)
日本では、女性から男性にチョコレートを渡し、愛の告白^^;をするのが慣習、
中学時代には誰が誰にあげるかなんて、注目したものです。
みんな、子供の頃から姑(笑)
でも、これはあくまでも日本独特のもの
https://en.wikipedia.org/wiki/Valentine%27s_Day Wikipedia英語版
各国の紹介があります。
「メリー」が広めた慣習だと読んだ記憶がありましたが、
それ以前「モロゾフ」が在日外国人向けに打ち出しているとのこと
女性からのもの、義理チョコ、本命チョコ、友チョコの日本についての説明もあり、楽しめます(^o^)
ValentinoとValentine、似ていますよね(^^♪
バレンタイン(デー)の元になったのは英語のValentine、
そして英語の元はラテン語Valentinus⇛伊語Valentino
人名です。
イタリア人の名前は、“聖人”から取ったものが伝統的…歴代法王名も同じこと
Giovanni(ヨハネ…洗礼者、福音者)、Paolo(パウロ…12使徒の一人)、
Francesco(アッシジのフランシスコ…イエスの再来と言われ、イタリア全土の守護聖人)
同じ名前の人がたくさんいる、10人集まれば、同名人が必ずと言っていいほど…あだ名も浸透します
何処も同じ、英語名等キラキラネームが増えていますが
ここ数年は、南米出身庶民派法王の影響で、古典的なFrancescoに人気が集まっています。
“帝王”の名Valentinoも例外にもれず、聖人から取ったものです。
San Valentino
https://it.wikipedia.org/wiki/San_Valentino
すごいざっくり、なんちゃって意訳で紹介…
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ドイツの画家Leonhard Beck(1480 – 1542)による聖ヴァレンティーノ(Wikipediaより拝借)
バイエルン州北部オーバーフランケン行政管区の都市コーブルクの要塞に保管。
その下の説明文…「司教であり殉教者」、176年誕生、273年2月14日没(97歳!)
すべての教会より敬愛されているsanto聖人…通常、“聖人”は、カトリック教会のみに認められています
多神教中心で、キリスト教が異教であった、帝政ローマ時代のキリスト教司教=犯罪者
…ローマのキリスト教公認は313年
19歳で司教となり人気は上昇、皇帝にも改宗を勧め逮捕されたものの、恩赦
病弱なクリスチャンの女性(異教徒)とローマ兵士(皇帝直下、実は傭兵であったとも)の結婚=違法を
ローマで密かに祝福、式の最中に女性は死亡
志を貫いた司教は再逮捕され、断首=殉教
処刑された日が2月14日、San Valentinoを祀る日
⇓
恋人たちのfesta(お祭り)になりました(^^)
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↑Wikipedia英語版より拝借の、1903年のヴァレンタインカード
多くの国の人々に祝われ、宗教行事、ビジネス、という言葉も入っています。
イタリアでは性別を問わず、プレゼントを交換
チョコレートは最も身近な存在、
高級ブランドではなく近所のパスティッチェリア(手作りお菓子やさん)、
スーパーマーケットにも赤い♥の、スペシャルヴァージョンが並びます。
http://www.supereva.it/san-valentino-7-cioccolatini-piu-buoni-secondo-supereva-2/il-cremino-ma-col-cuore-46909/
私の情報収集愛用サイトvirgilioにあった、この日のためのお勧めチョコレート
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上:スイス製、家の近所のスーパーマーケットでも購入可能な“高級品”
下:日本人が血眼で探すイタリア高級チョコレート…お客様に教えていただいたもの…1粒180円!
トリノのブランド、私を含め、ローマっ子は存在すら知りません=そこら辺では売っていません
チョコレート、わんにゃんには十分お気をつけください。
プレゼントは、バッグでも靴でも宝石でも旅行でも、拒否はされませんよ(*^^*)
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ローマの観光スポットを代表する「真実の口」、
嘘つきが手をいれると手を噛み砕かれる、という伝説のあるローマ時代の下水の蓋…水を飲み込む川の神
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この下水の蓋が飾られているのが、サンタ・マリア・イン・コスメディン聖堂の入口前通路
ネコジユーザー世代ならご存知、“ぼっとんトイレ”ではなく、2000年前より下水道があったという驚き!
この教会の前の道路に設置されていたとか…直径2m
手を入れて撮影の為、連日長蛇の列(´Д`)ハァ…
↑リンクのWikipedia伊語ページには、Valentino司教の頭蓋骨写真がありますが
この教会に遺宝物として保管されています。
偶然ですが、私今日、↑の教会、ご案内してきます(^^)
1ヶ月に渡る、楽しいメッセの交換をしてきた、ご両親と奥様、お嬢さんと旅行の40代男性、
覚えたてのSan VALENTINOについて、説明してきますわ\(^o^)/
BUON SAN VALENTINO!♥
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