もう・・・ダメかもと
思って
朝まで眠れなかった9年前のあの日
バカな自分を戒めるかのように
暗い早朝に家を出て
バスを待たずに歩いて駅まで向かった
名古屋から東京に向かう新幹線の中
ポプが病気になったのは、わたしが家を出たせいだと
ずっと自分自身を責めておりました
あの夜、獣医さんの往診の結果
緊急入院させられたポプ
血尿が出続けているとのことで
往診してもらったのですが
その夜の様子は
目に力が無くぐったりして
鳴くことも出来ない状態で
体温を計ってみると通常の猫の体温より2度低い・・・
猫の体温が低い状態って危ないそうですね
獣医さんからその状態を説明された娘は泣いて
仕事で当直だった元夫に電話してきたらしいです
そして
その晩からポプは点滴に繋がれて
次の日にわたしがかけつけたのですが
午前中は会うことは叶わず
午後を待って面会すると少し回復した様子だと
思ったより元気そうで安心したものの
油断を許さない状態なのは変わりないと獣医さんが言う
そう
昨日の日記でも書いたように
腎臓の機能が8割ダメな状態だと
検査結果の数値に表われていたのでした
とりあえず
その日もクリニックにお願いして
毎日点滴、そして薬を飲ませていただいて
徐々に良くなり
退院できたのは5日後の夕方
クリニックの臭いを体に染込ませて帰ってきた
ポプに歓迎の挨拶なのか
家に待っていたココ(ハチワレ女の子)は
「なんなのよ~あんた戻ってきたの?うっ・・
臭いわね どこでこんな臭いつけてきたの
あ~そういえばこの臭い覚えて・・・
前にアタシが痛い目(避妊手術)受けたあの場所の
臭いじゃないのよ~?
あっち行って 臭いわぁぁああああ~~~っ」

と、言わんばかりに
「フゥゥウウウウウ・・・シャ~~~~~~ッ」と威嚇されてたらしい
それでなのか
↓泣いてます

これでよかったとは言えない
でも
生きている
獣医さんがお薦めする療法食になったけど
今年の1月で14歳になりました

これは当時のわたしが撮ったガラケーの写真だけど
娘によると変わっていないそうです
おそらくは
わたしの命を貰ってくれたのでしょうか
神様にとって
可愛い子だったから手元に連れていきたかったのかもしれませんが
すみません
もうしばらくこの世に置いてあげて下さい
そして
神様すみません
わたしも命をまだ消せないです
愛しいこの子達が、その目を閉じるまでは
意地でも死ねません


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