まだまだ昭和の飼い方も多く、外に繋ぎっぱなしや放し飼いをする家があります。
チワワやパグですら外飼いされています。
なのに未去勢未避妊はざらです。
病気になったから、妊娠したから、
そんな理由で、飼い主がセンターに犬や猫を持ち込みます。
犬猫が居なくなっても探しません。
センターにいる犬のほとんどが首輪をしている子たちです。
昔は保健所と呼ばれていた動物指導センター。毎日6~8頭持ち込まれているそうです。
譲渡に向く子は別棟で職員さんにお世話され、里親さんや保護団体に引き出されるのを待ちます。
人馴れしていない子から殺処分の対象にされます。
それでも収容数には限りがあり、
スペースが満杯になってしまえば、人馴れしている子も殺処分されます。
最後まで飼い主が迎えにくると信じて疑わない子も、です。
助けたいのに助けられない命。
命を軽んじる無責任飼い主のために、なぜ命の重さを知る人たちが涙を流さなくてはならないのか。
命の責任を背負えないなら飼わないでほしい。
ただ引き取って欲しいのではなく、
これ以上、無残に散らせる命を増やしたくないだけ。
無責任な飼い主を増やしたくないだけ。
これが、団体さんやボラさんの譲渡条件が厳しくなる理由だと思います。
簡単に手に入るから、簡単に手放してしまえるのではないでしょうか。
今回、団体のお手伝いをして感じたことでした。
私の預かっている茶白の仔犬たちもセンターの収容犬です。

当初、初期医療が済んだら関西の団体に輸送予定でしたが、
受け入れ先が多頭崩壊案件を抱えてしまったので、
引き出した団体のほうで里親募集をかけることになりました。
山犬が生んだ子らしいので、人慣れゼロからの出発です。
超ビビリですが、猫OKの優しい子らです。
ポンくん

ビビりながらも手からオヤツが食べられます。
弱気な泣き虫。
リンちゃん

超ビビリゆえに引きこもりがち。
ポンのごはんを横取りしがち。

どちらも生後4ヶ月ほどで体重5〜6kg。
20kg以上の中型犬になりそうです。
とにかく大人しく、いたずらをしません。
遊びもお上品な子たち。
手がかからないので猫のようなワンコです。
何より攻撃性皆無で穏やかなので、
先住猫たちの受け入れスピードがめっちゃ早かったです。

エリ子がお世話係を買ってでています。
ビビリだけど、手のかからない茶白わんずに素敵里親さまが見つかりますように。
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