
少年野球の保護者グループにまわってきたLINEに一瞬血の気が引きました。
こ、これは、誰でもいいから引き取ってください系のやつ??
その日ちょうど仕事がお休みだったので、
速攻で返信してお節介おばさん出動です。
お仕事中の保護主さんに代わって病院に連れて行きました。

炎天下の中で、ダンボールに入れて捨てられていた乳飲み子兄妹。
体重190g、生後3週間ほど。痩せてノミだらけ。
おそらく餌をやっていた野良が仔猫を連れてきたので慌てて捨てたのでしょう。
捨て猫とわかるようにダンボールにはタオルが敷いてありました。
その優しさがあるなら何故、炎天下に乳飲み子を放り出すようなまねを…。
猫好きの敵は、猫好きです。
たった1匹の野良さんを避妊手術をするだけで、どれだけ沢山の命が救われるか。
と同時に己の良心の呵責に苛まれることもないのに。
幸いなことに、保護主さんは丸投げする方ではなく、
責任持って育て、里親探しをしてくださるとのことだったので安心して託して帰ってきました。
乳飲み子の育て方、里親詐欺のこと、避妊去勢の大切さをお伝えして。
しばらくして、素敵写真が送られてきました。

かわいくてかわいくてもう手放せません。
希望者はいたんですが、うちの子にします、と。
適正飼養できる保護主さんが飼う。
最高のハッピーエンドです。

名前は「あん」と「みつ」になりました。
ちなみに先住は「もなか」くんです。
私の次の目標は、あんみつのママ猫を探し出して避妊手術をさせること。
我が家から徒歩5分の場所に捨てられていたので、おそらくご近所ではないかと思われます。
捨て猫は犯罪です。
命を粗末にする人に、社会に、明るい未来なんて訪れるはずがないです。

このポスターはドットテールズさんが作成されたものなのですが、秀逸です。
→ https://dottails2.jimdo.com
捨て猫や虐待が多い地域などで掲示や配布してもらえると少しは啓発になるのかなあと思ってます。
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