「野良猫?迷い猫?捨て猫?」
ちょっとビックリした。
数日同じ様子があったので、役所、保健所、警察署、交番に、迷い猫さんで届が出ていないか確認をしてみたが、該当はない。
スーパーの掲示板に似た柄の猫さんが探されていて、「これだ!」と思い、連絡してみるが猫さん違いだった。
連絡する際に足止めに水をあげると、尋常ではない飲みっぷり!
かなりの飢餓状態だったので、フードをあげてみると、これまた尋常ではない食べっぷり。
捨て猫かも…
でも我が家はペット禁止…
どうしよう…
でも…このままだと「命」が失われてしまう…
葛藤した…
次の日から、最低限のフードとお水を提供しながら、チラシを出し元の飼い主を探しながら、動物病院に電話をしまくり探されていないか確認したり、役所や保健所・警察署・交番に「保護」のお願いを何度もした。近所を写真を持って歩き回り元の?飼い主を探したりした。
しかし、回答はこうだった。
役所:「保護は保健所です。完全に保護し ていないなら、里親探しのエント リーも無理です。」
保健所:「動物愛護法の観点から、殺処分 をしない代わりに保護もしてい ません。」
「エサをあげないで下さい。エサをあげるとあなたが飼い主って ことになります。」
「もとが飼い猫でも、そのうちネズミをとって食べる野生になり ますから。」
「保健所では、チラシの受け入れ も出来ません。」
「ボランティアさんの連絡先がネットにありますから、そこに連 絡したらどうですか?保健所としては紹介出来ません。」
警察署・交番
「野良猫だと遺失物に当たらないので持って来て貰っても困りま す。」
こんな状態のたらい回しだった。
ボランティアさんに電話やメールをしても、繋がらなかったり、番号が変わっていたり、メールの返信もない。
八方塞がりになった…。
マンションの管理会社に連絡してみると、「そのような対応はしていません。」「一緒に捨てに行きましょうか?」と言われてしまった。
そんな時に、動物愛護をしている方から保護をしている女性を紹介する1本の電話が入った。
涙が止まらなかった。
保護シェルターに預かってもらうには条件があったが、「命」には代えられない!私は受け入れ保護をお願いした。
条件は、動物病院で検査や必要な治療を受けること。不妊去勢費用の自己負担。里親さんが見つかるまでの間のフードを含めた飼育代金。ボランティア活動。
正直、最初はビックリもしたが、当たり前のことだとすぐに思った。私は即決でその日のうちに動物病院へ連れていきシェルターさんにお願いした。
4万円が飛んだが、猫さんの「命」には代えられないと思った。
みなさんは?個人のボランティアさんが
全て 「 実費 ‼ 」
で猫さん達を保護しているのを知ってますか?
NPOさんでも、助成金が出る出ないは地域性があります。
そんな訳で私は、
「私達が知らない動物愛護の現実」
を知る機会を得た。
あなたが?もし?捨て猫さんに出会ったらどうしますか?
あなたの住んでいる町の公的機関は?動物に優しいですか?
あなたは?誰かに押し付ければもう自分には関係はない!ってなれますか?

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