元々飼い猫だった猫さんは、基本的に自分でエサを捕ることができません。
飼い猫さんにしたら、ご飯は飼い主さんが時間でくれるもん😸
ですからね。
それがある日、
知らない室外で右も左も分からなくなって、極度の空腹に晒されたらどうなるでしょうか?
ここ何処?(震)
パパママは何処に行ったの?(震)
怖いよ!(震)
喉乾いたよ!(泣)
お腹すいたよ!(泣)
お願い!誰か助けて!!
になる訳です。
出会う人間が必ずしも猫を好きな訳ではありません。
すり寄ってきた猫さんに、石を投げつけられたり、蹴りあげられたりするかもしれません。
私が保護した猫さんがまさにそれでした。
猫さんは人間が大好きなのに…
以前に保健所に
「猫にエサを与えないで下さい。」と言われた私ですが、そのやり取りで、捨て猫さんはエサが自分で捕れませんよ?と言ってみると、「徐々に野生化してネズミとかをとるようになるから大丈夫です。」「そうやって自然化させて共生していきます。」と言われました。
なんと言うのか?
対応マニュアルにそう書いてあるんですか?と聞いてみたくなりました。
環境省のパンフレットには、
『人為的に野生から切り離した動物は野生に帰りません』
て書いてありますが…環境省と保健所は関係ないのかなあ?とも思いました。
元々飼い猫さんだった子は、自分でエサを捕るようになる前に餓死してしまうと私は思います。
運が良ければ、地域猫さんの餌場で命を繋げられる位です。
私は、飼い猫を捨てることは、
『飼い主による殺処分』
だと思います。
事情が出来て飼えなくなってしまったのならば、「捨てる」のではなく、里親さんを自身で探したり、他に方法は探せばある訳です。
捨てるような飼い主は、本来ペットを飼う資格がない人だと私は思います。
以前にも書きましたが、
『動物愛護法』『動物愛護管理法』
と言うものがあります。
【愛護動物の遺棄】100万円以下の罰金
です。
最後まで命に責任を持てる!
大事なモラルだと私は思います。

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