もう処分場なんて無い。

2018年8月11日(土)

501 / 2

去年の今頃、改修前の動物管理センター見学の時に
初めて巨大な処分施設のガス室を見て言葉が出なかった。
先月、改修が終わって巨大な処分施設は無くなり広いイベントスペースなっていた。
処分場は無くなったけど処分する為の小さな麻酔室は残されている。

不要になったボイラー室はエアコン完備の猫の飼育室として改修された。
広いイベントスペースで譲渡会も開催されるようになり、飼育室も増えて
以前は犬猫を処分する施設として利用されていた場所は今後は動物愛護の為の施設として変わっていく。

見学の後、意見交換会に参加して富山県の動物愛護活動についてみんなで話し合った。
新設されたミルクボランティアさんが育てた子猫も多く譲渡会で里親さんが決まった。
管理センター開催の譲渡会も増えてきている。
センターの所長は譲渡会に里親希望者を呼ぶ為に必死で新聞やメディアにアピールしたり
手紙を書いたりまでして頑張ってくれている。

今年度の処分頭数はまだ100匹以下で例年と比べたらかなり減少している。
この数字は引き取りが減ったというよりも引き取った犬や猫を行政やボランティアが頑張って
処分せずに譲渡数を増やした結果だと思う。

本来なら保健所への相談や持ち込みをもっと減らしたいところだけれど
いつどこでそういう問題が発生するのか予測したり未然に対処するのは難しい。

保健所やボランティアへの相談に対してきちんと指導したり的確なアドバイスができているのか。
適正飼育や不妊去勢の推進に関しては何か効果のある方法をこれからも考えていきたい。
私としては保護活動やボランティアに関心や興味、協力してくれる人をもっと増やしたい。
なので今後も地道な活動でそういう人を見つけたいと思う。

自分の感覚だとこういう動物愛護に関わる活動をしている人はそんなに多くいない。
行政や保健所の職員の人の方針一つで大きく事は動く事もある。
たとえ個人のボランティアの意見でも言うべき場所で取り上げてもらえれば
具体的な活動ができるかもしれない。
自分一人で出来る事なんてとても小さいけど動物愛護活動に関わる多くの人と協力する事で
いろんな事が出来るしより多くの猫を救う事が出来る。

今回の会議でまた新たな協力者の方にも出会えたし
来月のフェスティバルでは去年とは違う事を何かしたいなと考えている。
昨年は受付案内担当で持ち場を一日中離れられずに他のブースは全く見てない・・。
今年のお弁当は何かちょっと楽しみ＾＾。
昨年の活動の褒賞で貰った図書カードは猫の本ではなく全部バイクの本に使ってしまった・・。

ボランティアの活動紹介コーナーも新たに設けるという事なので、
是非とも私をそこのコーナー担当にしてもらって自分の所属団体の活動紹介をしたい＾＾／
頑張ってボランティアの紹介パネルを作るぞ〜。

25 ぺったん