そこからチャオが外に飛び出してから3ヶ月になろうとしています。
深夜から明け方まで捜索する毎日ですが、
捜索開始前に必ず立ち寄る所があります。
近所の神社です。
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この地域の氏神さまを祭っていて私はこの地域で生まれ育ったので氏子なのですが、
チャオもこの地域で生まれた育った子なのでカレも氏子。
守ってもらえると思って必ずチャオの無事と帰還を祈ってから捜索に出掛けます。
その御札が家にあって毎年配られてきて神棚に祭ってあるのですが
その神棚のある部屋に猫たちのトイレが置いていてあって
今回の震災で割れたガラスが一枚だけ、しかも保護猫部屋として使っていた部屋でした。
彼らの彼女らのトイレが神棚の下にある
これは神様が怒ったのか? そう考えてしまいます。
なので今回の震災から数日後にお隣の工務店に頼み神棚を新調しました。
祭る場所も替えて玄関が見える南向きの明るい場所にしました。
それがこちらになります。
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宮形も新調して三社造りにしてお札同士が重ならないようにしました。
毎朝、御水はお供えして御米と御塩は数日に一回換えています。
そしてチャオの無事と帰還を願って手を合わせています。
チラシや広告、貼り紙などあらゆる事をしても目撃情報など入ってこず
手を尽くしましたがチャオにたどり着く事が出来ずにいます。
なので神頼みも真剣です。
それと猫が帰って来る「おまじまい」もしています。
「立ち別れ いなばの山の峰に生ふる まつとし聞かば いま帰へ来む」
という「百人一首」の和歌を玄関に貼る
玄関に猫の餌を入れていた食器の下に、この歌の上の句を書いた紙を置く。
猫が帰ってきたら、上の句を書いた紙に下の句を書いて燃やす。
この歌を半紙に書いて、東の壁に貼る。
この様な事をして帰って来るのを期待しています。
あとこの歌を紙に書いて、玄関の人目につかない所に貼っておく。
という事を言っている人もいて何が本当やらですが
何でも出来る事はしようと目立たない所にも貼ってあります。
で、歌の意味は
「あなたと別れて行ったとしても、あの因幡(いなば)の国(現在の鳥取県)の
「稲葉山」の峰に生えている松(まつ)のようにあなたが私の帰りを待つ(まつ)
と聞いたならば、すぐに帰ってきましょう」というものです。
待っているとチャオが知らないといけないので
毎日歩いてチャオにこの声が届くようにと願って歩いています。
待っているんだぞーって
聞いていたらおまじない効果があって帰って来そうでしょう?
おまじない効果、神頼み効果 チラシ効果 何でもいいからチャオが帰って来て欲しい!
今どういう暮らしをしているのか、想像しただけで足が震えて膝から崩れそうになります。
あの子に逢いたい・・・
どうしてこんな事になってしまったのでしょう
他の子は家の奥に隠れたのに、どうしてあの子は外に逃げてしまったのでしょうか?
明日から三連休ですが雨模様みたいなので猫たちが出歩かないから
雨宿りしそうな所を重点的に周ってみたいと思います。
声よ 届け!
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縁側で寝るチャオ
またこの様な姿が見れますように・・・
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