ロシア映画「こねこ」

2006年1月11日(水) 459 / 7

タイトルの通り、ロシアの映画「こねこ」。
ＤＶＤを整理していたら、底の方から出てきましたよ。

で、整理を一時中断してこねこ鑑賞。
これが整理や掃除の罠。

内容としては、誕生日プレゼントにこねこを買ってもらった姉弟とその家族。
そしてこねこの脱走と他の猫達との出会い、そしてその飼い主。という感じで
淡々と進んでいくのですが、出てくる猫達がんもうかっわいくてかわいくてたまんないのです。

大体、主役のチグラーシャ（ロシア語でトラ猫とかトラちゃん）からして
ちっこくてふわふわでこれ以上無いんじゃないかというようなラブリーっぷり。
そしてそのやんちゃぶりが見られるシーンでは、こねこを育てた経験のある方なら
思わず「そうなんだよねーうんうん」とうなずいてしまう程の暴れっぷり。

そして脇を固める俳猫陣。
ジンジンという猫は、飼い主のおっさんと芸をします。
おっさんが猫達とサーカスをしたいと妄想するシーンでは、ジンジンの
芸達者ぶりが披露されますし、チグラーシャが犬に襲われそうになるシーンでは
エラい怖い顔の猫が見事な犬の追っ払いっぷりを披露します。
ほんと、猫好きなら見て損は無しな映画です。ストーリーについては何も言いませんが。

だいたい私は動物が主役の映画ってのは、見ていて「やめてあげてやめてあげて」と
思うことが多すぎて見てらんないのですが、「こねこ」はロシア映画特有の
淡々とした進み方が良かったのか、最後まできちんと鑑賞できた動物映画でした。
これが日本の某干潟に住む生き物の名前な人が作った、限りなくダークな噂がある
猫映画になると全部見切れず中断どころか、もうプレーヤーに入れるのも
嫌ということになってしまいます。まあ、どっちも同じようなことは
しているでしょうがね。

そんなワケで、動物映画はあまり好きではないのですが「こねこ」だけは
結構何回も見てしまう映画です。機会があればみなさんもチグラーシャの
プリティっぷりやジンジンの芸達者ぶりを見てみてくださいね。文句なしにかわいいです。

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