天空に浮かぶ島、ラピュタのモデルになったとのことで、訪問希望をされる方、少なくありません。
私はラピュタさえも知らなかった^^;
ローマから100kmほど、ツアー利用が多いけれど、日本語サイトでの紹介はORVIETO経由ばかり
私は現地人の特権を駆使し、別の行き方を見つけましたが、いずれも不便は不便(>_<)
真っ暗なうちに家を出、頑張って行ってきました。
なぜ『死に行く』なのか…
かつてはバーニョレージョ“本土”の一部であったものの、地震や土砂崩れにより“島化”したチヴィタ
どんどん小さくなり、住民は土地を離れ高齢化…消滅の運命でした
第二時世界大戦末期、同盟国ドイツを裏切り宣戦布告、敵に回したイタリア(ーー;)
ドイツ軍にこの通路を爆破され、完璧に孤立した歴史もあります。
1964年にできた橋が、唯一の本土との通路=車両侵入不可
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ピーカンです☀
まずはこの(左)見晴らし台横の急な階段を降り、橋の入口へ…入場料5ユーロ(・o・)
アクセスは徒歩のみ
実は昨年8月出掛けたものの、この景色を前に炎天下を歩く気力が無く、
階段から上がってくるヨロヨロした観光客の姿を目にし、あえなくギヴ・アップ
村の中に入ったのは、これが初めて
ドローンで撮影された、州制作の動画
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上り下りをなんとかクリア、息を切らせてたどり着く街の入口唯一の門、過去5つあったそうです。
門直前に見える景色、街は断崖絶壁の上、入ってすぐに見える隠れ家風のレストラン
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古い石造りの家並み、どこも画になります。
街の歴史は古く、居住は紀元前9-8世期まで遡るとのこと
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古代ローマ時代よりも前、エトゥルスキの時代の洞窟を利用した住居跡、
戦前まで実際に使われていたもので、1ユーロで見学可能
『ライフ・イズ・ビューティフル』でアカデミー賞を受賞した、ロベルト・ベニーニの『ピノッキオ』の
撮影場所…ピノキオはMade in ITALY、pinocchio
しかし…観光客が多い、多すぎる
半分以上は東洋人(@@)…日本人、中国人(韓国語との違いは聞き分けられません^^;)
私が頻繁にご案内するローマの下街、ほとんど見かけることがないのに…
耳に入るのは米語、独語、イタリア語は、北出身の人が多いような…
いずれにしても、観光客で大賑わい
“死に行く”どころか、活気あふれていて、ちょっぴりショック
こちらの動画(2014年)でも見られるように、フレンドリーな猫が多いことでも有名
裏道まで歩いて、私が出会った猫さん…3匹、体格はかなり立派です
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人様の庭の門に手を突っ込んで撮影した左の画像、3匹写っています。
白キジさんはかなり大らか、
トラットリアのメニュー看板の日陰にいる、ロシアンブルー風の子は素っ気なし
観光客の急増に伴い、隠れてしまったよう…
ローマのコロッセオの猫さんもすっかり影を潜め、ヴェネツィアも本島ではほとんど見かけません。
いずれも観光客が溢れています。
観光客と自由に生きる猫との共存は、難しいようです。
*『家飲み回転寿司チャット』、できたら開催予定です。
いつもどおり女性限定、見かけたらお好きなお飲み物、持参でどうぞ…(^^)
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