トライアル3日目

2018年11月5日(月)

330 / 4

父は隔離に反対派です。
恐らく自身が閉所恐怖症だから、閉じ込めるみたいな感覚が嫌なよう。

「大体離れてどうして仲良くなるんや！」
「はじめは喧嘩しても会わさなあかん！」

2日目まで我慢してくれましたが3日目にしびれを切らしました。
私が仕事の昼間に決行すると宣言した(･･;)
心配になり、昼休みに電話してみた。

私「ど、どうよ…」
父「うんとも、すんともいわん」

私「え。会ったんやんな？」
父「うん。ケージ越しにお互い固まって見てるだけや。なんも言わん。唸りもせんし5分ほど見てるだけや。」
「ナナちゃんが近づいてきたら、びっくりして逃げよった（笑）」

やはり（笑）

帰宅後、
カゴに入れられたナナちゃんが、一階にいた。
ケージの中で毛布をひっくり返してしまい飲み水でケージ内が水まみれになったので掃除中の応急措置的に1階へ。

いきなりチャタロウと同じ空間にいる事になったけれど、どうやら鼻チュウした模様。

ひとまず、ホッと一息。

父はなかなか大胆やわ(~_~;)
私だけなら、ここまでどれくらいかかるやろ…。

そのあと、夜鳴きの相談を父にしていたら

父「寂しいんやろ。触ったらなあかんで。そんなん。」
私「え！そんなん怖がってるんやから触っていったら余計に怖がらせるやん！まだ早いわ！」
父「どうもあらへん。どうもあらへん。昼間抱いてやってるけど嫌がらへんで。大丈夫や。見ててみーや。」

あ、甘えとる…

父よ。ムツゴロウやったんか…

父「せやからな、夜は布なんかかけたらあかんねや。見晴らし悪いやろ。」
私「うん。」
父「安心さしたらなあかんで。見えるようにしとかな。そしたら慣れるんやから。たまにしかみーひんのもあかん。度々見てやらなあかんやん」
私「わかった。」

なんか、私がトライアルされてる気分（笑）

その夜、父の言う通りに抱っこして話しかけてみるようにした。
それから、布は前面は開けておいて真正面のソファーで寝る事にした。
すると、あら不思議！

夜鳴きしなかった！！
たまに鳴きそうになると

「いるから大丈夫よー」

と、声を掛けたけど、夜通し激しく鳴く事は無かった。