2014年 11月22日(土曜日)
深~い溝に落ちていた子猫を見つけた
こんな小さな可愛い身体の中に
怖い怖い悪魔が潜んでた…
猫白血病ウイルス
1年…1年…
元気に過ごす姫ちゃんを見てて
この子はずっと元気に居てくれるんだ…
ずっと一緒に居れる…
って思ってた
姫ちゃんと過ごし始めてから2年目…
姫ちゃんの中に潜んでた悪魔がゆっくり
動き始めてた
解った時は わずか余命1ヶ月…
白血病による
縦隔型悪性リンパ腫を発症してしまった
2017年 10月2日から
姫ちゃんの闘病生活は始まった
1日…1日…ゆっくり過ぎてく時間
でも、姫ちゃんの容姿は
どんどん変わってく…
あんなにふっくらしていた身体も
どんどん小さくなって…
動けなくなって…
それでも1日…1日を精一杯
生きた姫ちゃん…

2017年 11月25日(土曜日)
その夜から
姫ちゃんの最期の闘いは始まった
酷い吐き気と共に毛布の上に
倒れ込む姫ちゃん
何度も何度も
起き上がり苦しみと闘った
そしてとうとう
起き上がれなくなった姫ちゃんを見て、
「今しかない…」と思った
わたしは毛布といっしょに姫ちゃんを
抱きかかえた
2ヶ月ぶりに抱いた姫ちゃんの身体は
本当に小さくて
軽くて…
思いっきり抱きしめると
壊れてしまいそうな細い小さな身体
やっと抱っこ出来た嬉しさと
姫ちゃんが消えてしまいそうな
切ない 寂しい悲しい気持ち
呼吸が出来ない姫ちゃんは
何度も、何度も、涙目でわたしを見上げた
絞り出すような声にならない声で
何度も見上げて
ないた…。
闘病中 ふっと振り返り姫ちゃんをみると
酸素ハウスの中でちょこんと立ち
わたしを見ている事が時々あった
何かを言いたいような…
そして 強い強い眼差しで
わたしを見てた

でも 最期の姫ちゃんの目には
あの時のような力強さは無かった‥
身体の痛みと苦しさでもがく姫ちゃん
このまま姫ちゃんを離してしまったら
もぅ 2度と
姫ちゃんの柔らかい感触…
優しい匂い…
温もり…
呼吸の音…
感じることが出来ないと思い
わたしは姫ちゃんを離さなかった…。
長い長い時間 痛さと辛さの中で
最期まで苦しみながら
2017年 11月26日(日曜日)3時30分
姫ちゃんは虹の橋に向かった…
姫ちゃんが、使ってた酸素ハウスも
使い始めた時は何とも言えない
重々しい音に感じた
まるで病院に居るみたい
「シュー…パッ シュー…パッ…」と
酸素の音が異様に大きくて
嫌な音に聞こえていたけど
そのうち 「シュー…パッ シュー…パッ」
の音にも慣れてきた…
この音が当たり前になってた
姫ちゃんが居なくなって
酸素ハウスを片付けた後の
静かな部屋…
重々しく感じていた酸素の音
聞こえなくなった 静かな部屋が
余計に姫ちゃんが居なくなった事を
実感させ 淋しく悲しくなった…
姫ちゃん…
姫ちゃんがいなくなって
もぅ 1年がたったよ…
毎日毎日 姫ちゃんの事思い出すし
1年があっという間だったよ…
姫ちゃん…
毎日何しているの?
大好きなお昼寝も雲の上なの?
いっぱい走って遊んでる?
お腹は空いてない?
好きなカリカリもご飯粒も食べれてる?
姫ちゃんのご飯の食べ方
大好きだったよ(●´ω`●)
一粒 一粒 食べては
母ちゃんの方チラチラ見てた
「食べ終わるまで居るからゆっくり食べて」
って言っても カリカリ食べては
スリスリ…してくる
可愛い姫ちゃん
(きっとひとりで食べてたから
寂しかったんだよね…(´・ω・`))
ふくや まるはガツガツ食べて丸飲みで
そこら辺散らばせて食べちゃうし…
姫ちゃんみたいに抱っこ好きじゃないし…
ジャラシで遊んでても姫ちゃんは
「チョイチョイ…」って猫さんらしかったのに
ふくとまるは いつも本気で野生丸出しだし
時々 羽が付いてるジャラシ咥えたら
「う”ーーーー…シャーーーー!!」
って言って来て母ちゃん怖いし…💧💧
姫ちゃんが使ってたお部屋は
姫ちゃんの跡が残ってる…
お部屋に入ると壁にスリスリしてた
姫ちゃんの顎の油もまだ残ってる

マットの上での爪とぎの跡も…
あのくしゃくしゃのまま…
ふく達と遊んでても
ご飯作ってても 掃除してても
ふっ…と姫ちゃんの事を思い出すよ
こうやって日記を、書いてても
胸が苦しくて 涙がでちゃう…(´・ω・`)
姫ちゃん…
小さな頭をなでなでしたい…
姫ちゃんを抱っこしたい…
かわいいおててを握りたい…
姫ちゃんの歩く姿もう一度見たい…
姫ちゃんがカリカリ食べてる姿を見たい
姫ちゃんの声が聞きたい…
姫ちゃん
会いたいなぁ…(●´ω`●)💕

辛い思い出も
今まで過ごしてきた中でたくさんの
楽しかった思い出も…
姫ちゃんが母ちゃんに残してくれた
大切な大切な宝物…
姫ちゃんと過ごした闘病生活の中で
たくさん思い たくさん考え
たくさん悩んで たくさん泣いた
小さな事が本当に嬉しくて
たくさん笑った…
姫ちゃんが教えてくれたことがたくさんある
その時感じた事
ずっと
ずっと忘れない
その思いを今居るこの子達にたくさん
注いで行きたい…
姫ちゃんへの想いと一緒に…
だから生きてる
姫ちゃんは
ずっと
ずっと
母ちゃんの心の中で生き続けてる
そして
あの日から
姫ちゃんはずっと
母ちゃんの傍に居てくれてるよね…??
姫ちゃん
家族になってくれてありがとう
姫ちゃん
大好き
姫ちゃんは母ちゃんの宝物…(●´ω`●)💕

虹の橋へ向かったかわいいあの子達が
いつか
大好きなパパやママさんの
頬をそよぐ風になれますように…🌱🌱
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