日記もたまりすぎて4日分の長編になっておりますm(_ _)m
日にちはさかのぼり、先週の金曜日。
まだ朝暗いうちにセカンドハウスにお迎えに。
おや、本日はお出かけでしょうか、車がないですね。
家の中の照明は少しついているけど。
白を待っていたが、6時になっても白は現れなかった。
きっと早朝に出かけるときに、白がご飯をおねだりしてすでにお腹いっぱいで戻ってこないのかも。
明るいうちに白は家に戻ってこなかった。
その日は夜になってもセカンドハウスに車が戻る様子はなかった。
ときどき泊りで出掛けることはあるしね。
案の定、珍しく暗くなってから白がお腹すいたと鳴きながら戻ってきた。
お腹がすけば、戻ってくるんだね~。
土曜の朝、ふと思った。
セカンドハウスが留守なら、家で待っていれば夕べみたいに白が自分から戻ってくるのかも。
白を信じて待ってみようか。
でも、早起きしてしまったし、やはりいつも通りセカンドハウスに向かう。
まだ白はパトロールから戻ってきていないよう。
暫く待っていると、白の声が聞こえてきた。
「にゃぁあ~! にゃぁあ~!」
おいで~♪ 待ってたよ、お家に帰ろう~
と、その時、「おはよう~」と女性の声。
白もその声の方へ行ってしまう。
っくぅーーーっ!
慌てて入り口の方へ回り、「おはようございます!」と声をかける。
ちょっとびっくりした様子で「あっ、おはようございます。」と返ってくる。
まあね、夜明け前にご近所さんが家の前にいるとは普通思わないもんね。
声の主はセカンドハウスの女性のお姉さんだった。
同じ敷地内にもう一軒家があり、姉妹別の建物で暮らしている。
「今、白の声が聞こえてきたものですから。」
「いるわよ~」
庭に入っていき、セカンドハウスの玄関へ。
ご飯を食べ始めようとしていた白は慌てて逃げようとしてるし。
そうはいくか! サッと白を抱き上げた。
「白ちゃ~ん、お家に帰ろう~お迎えに来たんだよ~。みんな会いたがってるし。」
お姉さんが言う。「ご飯は食べた?せっかくだから、食べて行って。」
むぅ~、これまたゾッチャがイラつくようなことを。
「よそでご飯食べちゃうと、白がうちでご飯食べなくなっちゃうし、勘違いしちゃうので家に帰って食べさせます。白がなかなか帰ってこないから、"毎朝"5時から6時にかけて、あちこち白を探してるんですよ。すみません、失礼します~」

実はこのお姉さん、家の隣保班長さんでこの前の日曜日にゾッチャが出かけてて集金できなかったので、ここまで支払いに来たことがあった。
その時に「白が迷惑かけてませんか?」と話を持ち出してみた。
「いい子だわよ~大きな声で鳴きながら来るからすぐわかっちゃうのよね。うちは妹が猫が好きで飼ってるから、餌があるんであげてるけど、私はね、あげないんだけれども。」
たしかそう言ってたはず。
妹さんが泊りで出掛けてるから、代わりに飼い猫に餌をあげに行くのは分かるけど、まさか夜明け前の白にまで餌をあげてと頼まれたんかい。
それとも自主的に?
こんな調子じゃ、ますます毎日のお迎えを欠かすわけにはいかなくなった。
そんなことがあったからなのか、白は大サービスてんこ盛り。

スリスリ~ごろごろ~超甘えたっぷりを発揮。
たしかに可愛いんだよ。
こんなに可愛かったら、猫好きさんは白の誘惑に勝てるはずがない。
おまけに大声でご飯を催促するし。
借金の取り立て屋みたいに、ご飯を出すまでは玄関前に居座るって感じかな?
土曜日の白は昼間もちょこちょこと姿を見せてくれた。
日曜日早朝、やはりお迎えにセカンドハウスへ。
今日はゾッチャたちが外出予定があったので、なんとしても朝のうちに白に会いたい。
ちゃんとセカンドハウスで白に会えた。
部屋で少しゴロゴロして、塀の上でパトロール。
8時位になるとどこかへ出かけて行った。
朝のうちは少し曇りがちだったが、良いお天気に恵まれた。
久しぶりに旦那さんと一緒にバイクで出掛けてきた。
家に戻ったのは4時位だったが、白とトラが玄関前でお出迎えしてくれた。
こんな事、久しぶり!!
着替えもそこそこに、白トラのお接待を始めたよ。

その後も白は庭にいてくれて、10時頃に家の中に入ってご飯を食べた後、夜警に出かけて行った。
こんなにこまめに白が顔を見せてくれるということは、セカンドハウスの女性がまだ戻ってないのかもね。
月曜日、いつも通り夜明け前にセカンドハウスへ。
玄関前の明かりがついているし、車も戻っていた。
6時になっても白は現れなかった・・・。
お出迎えでもして、夜中にでもカリカリを出してもらっっちゃったのかな。
月曜の朝からテンションだだ下がりで家に戻った。
9時になったので、猫屋敷へ。
奥様が体調不良なので、朝の猫たちの餌やりをする約束になっていたからね。
みんにゃ~、元気にしてる。
いい子たちだねぇ~♪
猫缶の香りに大騒ぎなみんにゃ。
その騒ぎの中、。大きな猫の声が聞こえた。
あの声は!
白!!
「白~!」
「にゃぁうーー!」
どこにいる?
母屋の縁側の前の方、草かげに白がいる。
声をかけるとご機嫌でゴロゴロしてるよ。
抱き上げて玄関前に連れてくる。
もうチャサンがいないので、喧嘩をする様子もなく、警戒もしていないみたい。
だけど、下りると言って、竹林の方へ行ってしまった。
みんにゃのお水を変えたりしている間、白は隅っこの方でこちらを見ている。
待っててくれているみたいだね。

「じゃぁ、白が待ってるんでこれで失礼します。」
そう言って猫屋敷を後にした。
白も一緒に歩く。
このまま家に戻るんだね。
家までの道を白と一緒に歩く。
ただそれだけの事で、朝のお迎えで会えなかったことなんか、どうでもよくなっちゃった。
白~会えて嬉しいよ。
猫屋敷もパトロールしてるんだね。
まさかそこで会うなんて思ってなかったよ。
僕もね、お母さんがあんなところにいるなんて思ってもみなかったよ。

白には白の言い分がありそうだね。
ゾッチャの早朝ウォーキングはまだまだ続く。
最近のコメント