今日はボラの先輩の自宅にお邪魔してきた。
先輩の自宅には、保護猫20匹・保護犬1匹がいる。
お邪魔すると今日はリビングにワンコ君が居た。
お風呂上がりでさっぱりとしながらも、マラセチアが痒い様で、時々カキカキしていた。
ワンコ君は先輩が保護した犬だ。
知人の職場の駐車場に、小さいキャリーにブルーシートをグルグル巻きにして遺棄してあった犬だ。
保護した時はガリガリに痩せ、片目は引っ込み片目は眼球が飛び出しそうに出ていたという。また、片足は奇形で、使える足も肉球の欠損があったりした。
先輩が保護し、病院で治療を受け体力は戻ったが、その視力は戻らなかった。
遺棄されていた当時の推定年齢が5才。
それから5年。
消えかかった命は、先輩の家で生き生きと過ごしている。
見えないながらも感覚で分かるのか?俊敏には動けないが、猫達のウェットフードを狙う(笑)猫達は、彼が自分達より弱い存在と分かるせいか、虐めたりしない。
彼も「ワン!」と鳴かない。
先輩にオモチャで遊んで貰っている時は、それはそれは嬉しそうで、その姿はまるで仔犬だ。
ふと思った。
前の飼い主はなぜ?そんな酷い遺棄の仕方をしたのか?
先天奇形はあっても、もしかしたら目は見えていたのかもしれない。
私が初めて動物を助けたのは犬だった。
小学生の時、学校帰りに、植え込みに有刺鉄線で口と手足を縛られた犬。
自分達ではどうにも出来なかったので、近くの家の大人に知らせ、私は祖父に泣きながら電話をした。
祖父は軽トラックですぐに来てくれた。
そして動物病院に運んでくれた。
「ひでえことするな…。」
の祖父の一言が忘れられない。
しばらく入院し退院したが、親戚の乳牛をやっている家に貰われて行った。
先輩に今ある相談が来ていて、親が具合が悪くなったから、13歳と10歳の犬をなんとかしたいと。5歳と3歳の犬は自分で飼うというもの。
普通逆だろう?
高齢になればなるだけ里親だって見つかりにくいのが常。
それにその年数一緒に過ごして、何故手離せる?
私は憤りを感じた。
先輩も同意見だった。
最後まで面倒を看る気がないなら、自信がないなら、経済的余裕がないなら、
「飼うな!」
避妊去勢を「動物が可哀想!」という理由で怠り、奇形で産まれたら遺棄するとか、
「お前に飼われる動物が可哀想だわ!」
「こうなるとは思わなかった…じゃねえ!」
猫もそう。
猫が可哀想だからと避妊去勢せず放し飼いをして繁殖させた挙げ句、
「こんなはずじゃなかった。」
じゃない!
そして自分ではどうにも出来ず、結局顛末の処理を保護団体に頼む。対応後も反省の念はなく、自分は動物達によい行いをしてきたと錯覚し続ける。
ふざけんな!
どんだけ猫達が辛い思いをしてきたのか分かれよ!
人間は知恵があるはずなのに愚かだ。
よっぽど犬猫達のが優しい。
自分達より弱い犬を虐めず認める猫達。
よっぽど人間より理性があるように感じる。
正直、迷い猫カテで、放し飼いしていて帰って来ませんとか不快です。
乱暴な日記になりました。
たまにはね?私もイラッとするんですよ。
でも夕飯はちゃんと食べました(笑)
オジニャンにハグしようとしたらかじられました(笑)

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