Dear ビビちゃん
僕、ホワイト。
お庭の写真見たよ。綺麗だね。お母さんいつも手入れしているんでしょうね。
あんなに綺麗なお庭なら、お外に出たくなる気持ち分かるよ。
それに、ビビちゃん用のイスまで用意してあるしね。ビビちゃんも、そんなお庭に溶け込んで、絵になってるよ。
なんて気配りだろう。素敵なお母さんだ。
僕んちは、最近、隣に三階建てのワンルーム賃貸が出来て、日当たりも悪くなってしまったんだ。
お部屋からは、もう通りが見えないよ。
まだ空き地だった頃は、時々野良猫さんたちが来て寛いでいたんだけど、それももうなくなってしまったよ。平地の少ない坂の多い町。だから袖寄せあうようにして家が建っているんだ。
仕方ないよ、ちゃんとしたおうちがあるんだからあまり贅沢はいえないしね。
だから、ゲンさんはビビちゃんちみたいなお庭に憧れているんだ。
理想はね、芝生があって自由に僕たちをお外に出して遊ばせる事ができる家みたいだけど。まあ、それには適わないけど、日中天気がいい日はテラスに出してもらってるから、僕たちストレスも貯まらないんだ。
ところで、ビビちゃんはラバーブラシが好きなんだってね。
僕は、あれ嫌いです。たくさん抜け毛が取れるみたいでゲンさんは喜ぶのですが、痛いから逃げちゃいます。
今は、金属製のスリッカーブラシと掃除機を両用していますよ。
ラバーブラシは絨毯の毛取りになっています。
でもこれがまた良く取れるんです。
試してご覧よ。
それじゃまたね。
ｆrom ホワイト
近況報告
ゲンさんが、ダンボールでトイレカバーと爪とぎを作ってくれました。今までのがボロボロになったので、二代目です。
左側が爪とぎです。空き箱だから、ボロボロにしても怒られないんだ。そしたらまた作ってくれるしね。
さて、次回は誰に手紙を出そうかな。待っててね。
ｂｙ ホワイト
ぺったん したユーザ
ぺったん
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