少しでも元気になるように…と思って
連れて行った動物病院で
注射を打って貰ったのに死んでしまった
ワケが解らず先生に問うと
先生が一言
「あ…注射のシッョック死だね…」
私の仕事は朝の送迎から始まる
ある利用者さん宅にいる一匹の猫さん
お母さんがとても大切にされていた
身体のとても小さなおばあちゃん猫
以前日記にも書いた事がある
おばあちゃん猫の「にゃぁちゃん」

口内炎を患い食べれなくなって
お母さんも心配してた
お母さんも70代後半 最近のご飯や
便利なおやつも知らなくて
たま~に担当になる送迎時に
こっそりちゅ~るやご飯を渡してた
最後に にゃぁちゃんを見かけたのは
たぶん10月中頃…
この前 久しぶりに行った
良く玄関先に座ってたけど
寒くなったから奥の部屋で寝てるのかな?
にゃぁちゃんの姿は無い
「あら 寒いのにすみませんね~(●´ω`●)
と 奥からお母さんが出てきた
「お母さん にゃぁちゃんは? 元気?」
お母さんは 寂しそうな表情で
「ありゃ…死んでしもうた…」
口内炎を、患ってたにゃぁちゃん
やっぱり調子が悪くて近くの動物病院に…
そこで診てもい注射した後
にゃぁちゃんは亡くなった…と
「人間にもするような大きな注射…」
お母さんは両手で「このくらいよ…」と
教えてくれた…
あの子は 本当にかわいかった
とてもいい子で 一番かわいかった…
良かれと思って連れて行ったのに
死なせる為に連れて行ったようなもんだ
あの先生はたった一言
「あ…注射のシッョック死だね…」
たったそれだけ…
あの言葉が忘れられない…と
連れて行くんじゃなかった…
連れて行くんじゃなかった…
お母さんは にゃぁちゃんを思い出す度に
こうして自分を責めてしまうんだろう
お父さん(利用者)は猫さんには無関心
玄関から出ると杖をつきながら車に
向かっていく
お母さんとゆっくり話が出来ないまま
話は途切れた…
そこの病院の話は以前良く耳にしてた
避妊手術すれば傷口が裂けてしまう
連れて行けばホッチキスみたいな針で
何度もパッチンパッチン…
違う子のカルテを出して診察したり
注射の打ち所が悪くて歩けなくなった子
この先生には「もう 先は長く無いね」って
簡単に言われ、
諦めきれなかった飼い主さんは
別の病院に行って元気になった子…
そして 注射で亡くなった子
何度も聞いてきた…
わたしも何も無かった訳じゃない
猫と暮らし始めて5ヶ月
9月に保護して家族として迎えたココは
カビを持ってた
そこの病院では「イヌ小胞子菌」と言われ
先生は一本の塗り薬を出してきた
人間用の水虫の薬「マイコスポール」
診察台の上で
「このくらいをこうして塗ってね」
いま思えばゾッとするくらいの量を
毛が抜けてる耳や身体にベトベト付けた
そして「舐めでも大丈夫だから…」って
先生は言った

来る日も来る日もココの状態は良くならない
顔や身体…足や手にもどんどん広がる
私は先生が教えてくれたように
ベトベト薬を塗りたくった…
カラーも付けずに
だって先生が
「舐めても大丈夫」って言ったんだから
病院に行っては薬を処方して貰う
ベトベトつければどんどん無くなる
治らない…
元気が無い
心配して病院に連れて行っても
「kokoさんあと少し 良くなってるからね!」
そぅ言われて また薬を処方して貰う
本当に良くなってる?
だって 最近食欲も少なくなってるし‥
元気も無いよ…
大丈夫なの?
不振に思いながらも薬を塗り続けた
病院に通い始めたのが2014年の10月22日
約1ヶ月でつかった塗り薬は
6本…
しばらく経ってふくにも同じ症状が出て
塗ってた…
ココの元気が無くなって 食べなくなった
やっとセカンドオピニオンで行った
車で1時間かかる病院で
私は先生にこっぴどく怒られた
ココの家族として
責任者として
こんなに薬塗らないよ!?
舐めたらダメでしょ!!
どうしてカラーつけなかったの!?
血液検査の数値は悪く
即入院‥。

2014年11月29日~12月2日……ココ入院
私にとって ココが居ない長い長い時間‥
夜になると淋しくて
ココに申し訳なくて 毎晩泣いてた
飼い主としてあまりにも無知すぎた‥
私はココに大量の毒を舐めさせてた…
私はもう少しでココを殺すとこだった‥
誰を責めるわけでも無く
ただ
ただ
自分の頭の悪さに腹がたった‥
ココに酷いことをしたと自分を責めた…
でも にゃぁちゃんのお母さんの気持ちを
考えるとあの動物病院が憎くて
腹立たしくて仕方ない…
どうしようも出来ない自分に腹が立っ
あの動物病院が未だに有るなんて…
どうして?
猫や犬を連れて行くと
「あら!可愛いな~ いやいやいや…
本当にいい子だね!!」って
ほめちぎられるから?
子供と一緒に行くと
帰り際にお菓子くれるから?
…………。
私の知人でも 注射の打ち所が悪くて
歩けなくなった犬さんが居るのに
未だに治療に通ってる
この知人は言った
「注射の打ち所が悪くて
あの子は歩けなくなったんだ‥」って
はっきりと私に言った
なのに未だに通ってるのは
「ずっとお世話になってるし
良くしてくれるし
今更病院変えられないでしょ…?」
自分と先生の信頼関係を守るの?
この子の命を守るの?
もし
治療の為に打った注射で
大切な家族が亡くなってしまったら?
先生に たった一言
「あ…注射のシッョック死だね…」って
言われても
「今までお世話になりました
ありがとうございました」
って言える?
先生を憎まずに過ごす事が出来る?
大切な子と一緒に居れるはずだった
これから先の時間が無くなっても?
人を憎みながら
そして自分の誤ちに後悔しながら
生きてくこと…
それが
この子達の幸せに繋がらなくても?
この子達がもっと悲しみ心配しても?
「あの動物病院良い!って言う人も居るよ」
って聞く事もある
でも 死んでるよ…
身体が不自由になった子居るよ…
自分を責め続ける飼い主さん居るよ…
「あ…注射のシッョック死だね…」の
簡単な一言で この先生は
忘れちゃうのかもしれないけど
飼い主さんは一生忘れないんだから…
にゃぁちゃんのお母さんは言った
あの先生は金儲けの事だけしか考えてない
この子達を金儲けの道具にしてるとしか
思えない…
本当だね…私も思うょ
あんな動物病院 無くなっちゃえば良いのに
少しでも不振に感じたら
セカンドオピニオン大切ですね
大切な家族を守れるのは私達しか居ないから
そして ここネコジルシで
たくさんの事教えて貰ってます(●´ω`●)
猫を好きになって40年…
猫を家族として迎えて4年
まだ4年
たった4年…まだまだ知らないことばかり
この子達が幸せな生活が送れるように
いつまでも元気で居てくれるように…
私もまだまだ 頑張らないと…!!
もう少し… もう少し
大好きなお母さんと居たかったよね?
にゃぁちゃん

安らかに眠ってね…
犠牲になる子がこれ以上増えませんように
大好きな人とずっと居れますように…
我が家の宝物✨✨
可愛い猫さん達はみんな元気です(●´ω`●)

最近もなかちゃんの部屋に
まる達が遊びに来るようになりましたょ
雪がチラチラ…降ってます⛄❄❄
暖かくしてお過ごしくださいね(●´ω`●)
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