2月22日、小見山議員座長にて、永田町で「動物愛護法改正大交流会」が行われた。
市民団体が法制化を目指している項目として、
1)行政の殺処分ゼロの実現
2)野良猫殺処分ゼロのため、官民一体のTNRの実現
3)行政の引き取り動物の譲渡義務と行政シェルター設置の実現
4)繁殖業の許可制の実現
5)8週齢未満の犬猫の販売の禁止。マイクロチップの実現
6)遺棄・虐待・みだりな殺傷の重罰化。警察の取締の実現
7)実験動物の取り扱い業の登録制の実現
8)産業動物の取り扱い業の登録制の実現
9)野生動物・海洋動物の保護を動物愛護法で規定
が上がった。
交流会の中で、「犬を食べる」という話があったそうだ。
世界は広く文化も違う。
「猫を食べる」風習のある国だってある。
日本だって、幕末までは食していた歴史がある。
私が幼い頃に、祖父が「また戦争とかになったら犬だって食べられちゃうんだぞ?」言われたのをふと思い出した。
その時に長生きだった高祖父が「猫は不味い」とポツリと言って怖くなった記憶がある。
今の日本にしたら
「犬猫を食べるなんて有り得ない!」
がスタンダードな訳だが、法的規制はない。
世界に批判されても、イルカや鯨を食べる文化も残っている。
私がペットと産業動物の区別がついたのは何歳位だろう?
思い出してみても、祖父母が家に上げるのがペットで、牛舎や鶏舎にいるのはペットではない?位からの認識だろうか?
ただ、子牛にミルクをあげても、1週間もすれば、雄は肉牛として居なくなってしまう。それを「仕方がないんだよ?」と教えられた。
「犬猫を食べる」が海外の文化としてあるならば、真っ向否定は出来ないが、国内で食べてしまうようなことは絶対止めて頂きたいと切に思う。
国は2025年までに、海外から労働者を50万人受け入れていく方向だ。
色んな国から色んな文化を持った方々が来ることになる。
TNRを経て、地域猫として居た猫が、ある日食べられてしまった。などが起きないように、国は法整備をして、就労にきてくださる海外の方々に、日本はこうなってます!としっかり伝える作業が必要なのではないかと思う。
私は牛肉豚肉鶏肉を普通に食べます。
しかしながら、あまり深く考えずしてきたことを、時には立ち止まり、考えるのも大切だなっと、今考えさせられているように感じる。
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