金曜日、5日の午前3時31分に出かけたのを最後に丸2日たっても戻らない。
日曜日、お天気にも恵まれ一日中庭仕事しながら白の帰りを待つ。
ハシゴに登ってペンキ塗り〜
チーはお庭でトカゲ狩り。

高いところから何気に白がいないか見渡すが、どこの畑にも見当たらない。
夕方になって、白の足取り聞き込み調査開始。
猫屋敷に行ってみる。
ちょうどご飯時、みんにゃ集まってる。
猫屋敷の前の家の女性もいる。
白を見ませんでしたか?
おとといの朝から帰ってないんです。
「今朝、見たよ〜うちでご飯食べたよ。」
前の家の女性が即答。
良かった、とりあえず生存確認。
だけど、ねぇ?
「昨夜も真夜中に喧嘩してる声が聞こえて、声かけたら、うちに来てご飯食べて帰って行ったんだけど、帰らなかったんだねぇ。」
雄猫が沢山いて縄張り争いが激しいのはわかるんだけど、ご飯をその場で調達出来ちゃうとなると、家までわざわざ帰らないよね。
はあああ〜。
「そっかー、白ちゃん、そんなに帰ってなかったんだ。うちに来る猫たちにご飯あげてると、後ろから羨ましそうに見てるからついあげちゃってるんだけど。」
お腹が空けば食べに帰ってくるとおもうんで、ご飯はあげないでもらいたいんですけど。
「そっかー、可愛がっちゃ、だめなんかねぇ」
とても残念そうに言う。
いえね、可愛がって下さるのはありがたいんです。
でも食べ物を、ご飯をあげるっていうのはちょっと・・・
そんな話をしつつ、一緒に女性の家に向かう。
女性のお姉さんが庭の草取りをしている。
「白ちゃんが、ちっとも帰ってこなくて探してるんだって。」
「あら、ついさっき、来たねぇ。」
ええーーっ(´-ω-`)
猫屋敷とこの家は道路を挟んでるだけだから、みんなで大声で笑ったり喋ってる声って猫の耳には届いていたんじゃあ?
意図的に避けてる?
むぅーーー、白のやつー。
挨拶をして、家に戻る。
そして、さっきの話の中で聞いた、道で事故にあった猫を弔いに行く。
女性は今朝、姉から「道で猫が轢かれてる」って聞いて白ちゃんだったらヤダなーと思って見に行ってくれたそう。
「違ったんだけどね、でも今日は日曜日で市役所に電話しても取りに来てくれないし、ごめんねーって言って帰ってきちゃったの。」
そっかー、色々と気にはかけてくれてるのね。
白じゃなかった、とは言え前の日に弔ったハクビシンのすぐそば。
そのままにしておけないので、またしても古墳に葬いに行きました。
かなり大きなキジシロ。
道路で新聞紙に猫をのせている時、反対側の家の車が戻ってきた。
この辺は道に人が立っていたら目立つから見ないはずはないと思うけど、気にする様子もなく家の中に入っていったようだ。
体格の良い猫、ポツンとあるその家の子でもなさそう。
沢山の人が見たはずなのにね、丸一日、こんなところで。
痛い目にあっちゃったね、ゆっくり休んでね。
そう言って大昔の人が眠るお墓の敷地に眠らせてもらいました。
その日の夜、11時過ぎ。
あ"〜ぅぉん!あ"〜ぅぉん!
白が帰ってきた!丸2日と20時間ぶりだよ!
おかえりー♪
ん?また丸々としてるし。
よそ様にお世話になってくるとどうしてこんなに丸々しちゃうんかな。
うちだって、食べ放題、飲み放題、ちゆ〜る三昧なのに。
体重も6.4キロ。1ヶ月前に倉庫に閉じこめられて、痩せたときよりも400グラムほど増えている。
ムチムチな白を抱きしめ、ちゅ〜るでお接待。

だけどまたしても、任務に戻らなくてはいけないっと、大声で叫び始めた。
はああーー(´-ω-`)
わかったよ、ここは監禁するところじゃないから。
いつでも帰りを大歓迎するから、気をつけて行っといで。
待ってるからね。
滞在時間、わずか30分足らず。
白のことばっかり考えても仕方ない。
綺麗な花を愛でて気持ちを落ち着けなくちゃ。

原種チューリップ、トルケスタニカ。

こちらも植えっぱなしチューリップ。
そうよ、お花がとっても綺麗よ。

白につける薬はなさそうよねぇ。
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