チャオが失踪して10ヶ月
あの日から生活が変わり捜索の日々です。
ネロちゃんを会社で寝かしつけて家に帰ってからせりちゃんにウエットをあげる習慣が
他の仔らも欲しがっていつの間にか私が帰るとウエットフードが貰えることが定着してしまい
裏口を開けると一斉に皆が集まってくるようになり、それぞれの定位置で待機するようになってしまいました。
で、あげ終わってからトレイルカメラを仕掛けに出掛けてと、落ち着かない毎日ですが
またややこしい事になってます。
ご飯をあげている地域猫が数匹いますが、
警戒心が強く夜にしか来ないので置き餌をしています。
それにチャオも来ないかと期待して・・・
そして餌場の観察のために生体反応式カメラを置いているのですが、
当然ですが、さくら耳の子だけでなく見た事のない猫が来たりして
外猫なのか野良猫なのかと思案していると来なくなったりと悩ましいことがあるのですが、
いま親子の狸が来ています。
しかも仔狸が疥癬にかかっていて背中が丸裸でとても可哀想な状態です。
捕まえて治療したら親狸は育児しなくなるだろうから保護して飼わないといけなくなると思うと
流石に狸は飼えないから私の住んでる市に電話して保護出来ないのか相談しましたが
野生動物なので手出ししないで下さいとのこと、
私も健康な状態のタヌキだったら わ~タヌキが来てるわ・・・で終わってるのですが
疥癬症だからどうにか出来ないかと相談したのに・・・

私に出来る事は飢えさせないようにご飯をあげることぐらいしかないので毎日、置き餌をしています。
あと キツネ アライグマ ハクビシン イタチなども来ていて食べて行きます。



それらがよく食べるので地域猫にも当たるように餌場の3ヶ所に大量のご飯を置いています。
普通の量のキャットフードだと直ぐに無くなるのでコストコが出しているカークランドっていう11.34kgで4450円というコストパフォーマンスに優れたキャットフードをみつけました。
カルカンのパウチもあげてるのでそれなりにボリュームはあると思いますが1週間ほどしか持ちません。
家の裏と会社の周りに3箇所の餌場を設けていますが、ネロちゃんも警備の為にその餌場にも偵察に行ってます。
そのネロちゃん、最近なんだか耳の後ろの毛が薄くなってポチポチと星の様にパゲているように見えるので
病院に連れて行ったんですが、ダニもいないし原因が分らないので暫く様子を見てくださいって事になりました。
特に痒がっている様子もないしダニなら私も痒くなるはずだし・・・
疥癬の仔が来てるから神経質になっているのかもしれませんが、酷くなってからでは遅いですしね。

どうでしょうか?パゲてますよね?
調べたところ狸の疥癬の原因はセンコウヒゼンダニというダニが原因で、猫の疥癬はショウセンコウヒゼンダニということで猫科にはうつらないそうです。(狸はイヌ科ってことを初めてしりました)
ですが気持ち悪いので気休めですが、餌場を圧縮式の噴霧器を購入してサポステなる介護施設などで使われている消毒液を噴霧しています。
ダニにダメージは与えますが死滅はしないのですが、ダニを死滅させようとすると殺虫成分の多い薬液を使わないといけないのでネロちゃんにもダメージがあるので使えないのです。
色々ともどかしいのですが、この仔狸がいつまで生きていられるのかと思うとどうにか出来ないものかと悩みます。
初めて仔狸を見た時は一時餌を止めたのですが、家の裏に小鳥の餌袋を置いてあるのですが、
奥さんが洗濯物を干そうと裏口から出たら仔狸が食べていて奥さんが居ても構わずに食べていたそうです。
飢えて鳥の餌さえも食べないと生きていけないのかと思ったら・・・可哀想で
置き餌をしていなくてもあちこちご飯を探してウロウロするのであれば同じ事なので
飢えさせて辛い思いをするのであればたらふく食べさせてあげようと思い餌場復活させました。
とばっちりを受けていた地域猫たちもご飯にありつけてホッとしていると思います。
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