いらっしゃい、みぃー介さん

2019年4月14日(日)

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どもども。そいあずです。

数日前、知らない電話番号から電話がありました。
出てみると、ご高齢のご婦人（Aさん）
病院に貼っていただいている里親さん募集中のポスターを見てお電話してこられたそうです。

「ある神社でお世話している猫に、１週間だけ餌をあげてもらえないだろうか？」
というアルバイトの電話でした(;^ω^)
１週間ご実家のある北陸に帰省しないといけないのでその間お世話をしてほしいということでした。

この猫についていろんなことを聞きました。

12月中旬、近所の神社に子猫が棄てられたそうです。
いっとき神社でお世話をしていたそうですが、これからどんどん寒くなるしAさん実は昔、保護活動をなさっていたので、その子を可哀想に思い連れて帰ったそうです。
でも、脱走して結局神社へ・・・

それが２回

幸い、とっても人懐っこく近所の小学生にも可愛がられていたので、もう少し神社でお世話をしようと思っていたところ、小学生が猫をいじめるようになったそうです。

棒でつついたり
石を投げたり

とてもひどいことを毎日毎日・・・

さらに、その近所のボス猫にも追いかけられるようになって毎日ごはんの時以外は隠れて生きていたそうです。

Aさんの家の先住猫と仲がとっても悪かったし脱走もしたので保護を躊躇していたそうですが、実家から帰ってきたら自分で飼おうと思う

という話でした。

でも、76歳のおばあちゃん

庭の方は脱走対策がしっかりされているのですが、２度とも玄関からの脱走。
でも追いかけることもできない・・・
２度ともたまたま神社に戻っていたからよかったのですが、３度目はないかもしれません。

「うちで預かって里親さんを探してもいいですか？」

あああああああぁあああぁぁああ

つい言ってしまいました(;^ω^)

Aさんは本当はご自分で面倒を見たいんです。
でも、ご自分の年齢と先住猫との不仲が気になって保護も悩む。
でも自分でお世話したい…踏ん切りがつかないみたいでした。

でも、里親さんを探させてほしいことを再度伝えると、承諾してくださいました。

保護はとっても簡単♪
Aさんが夕方のごはんの時間に神社に行って抱っこしてそのままご自宅へ連れて帰る
というものでした。

あっさり保護できまして、土曜日夕方、Aさんのご自宅へ迎えに行ってきました。

とってもとっても大人しくカワイイ子でした。

Aさんはずっと涙ぐんで、猫ちゃんを見送られておりました・・・
「お世話できなくてごめんね」
何度も何度も何度も・・・
そう言いながら

それから病院へ直行！

病院でもとっても大人しいんです(*´ｪ`*)ﾎﾟｯ
ウイルスチェックのために採血しても、されるがまま。
あまりに可愛くて先生もちょっとメロメロ(*´ｪ`*)ﾎﾟｯ

ウイルス検査の結果がわかるまで先生と談笑しました。
今病院にはたくさんの子猫が持ち込まれてるそうです。
もしくは遺棄。

「里親さんを探すけど、見つからない子はうちの子になるんですよ」
なんて言われてました。
いい先生です。

そして数分後・・・
ウイルス検査の結果が出ました。

白血病陽性

先生が涙目で
「うちの子にしたい」
と思わず口にされましたが、先生のところはこれからどんどん猫がやってきます。

「新しいお家が見つかる子は見つけてあげた方がいいですよ」
とお伝えし、先生も
「そうだよね。できれば全ての子を引き受けたいんだけど、そんなの無理だよね」
と・・・

先生の優しさだけで十分です(*^_^*)

ありがとうございます、先生♪

猫ちゃんは男の子で名前は”みぃーちゃん”
男の子なので我が家では

みぃー介

と呼ぶことにしました。

みぃー介

小学生にやられたのか、猫にやられたのかわかりませんが、後ろ脚の指がありません（爪でなく指です）
傷は治ってるそうですが、まだ痛みが少しあるようで触るとちょっと嫌がります。

人懐っこくて、大きくて、キジシロの男の子