子供にまつわるハプニングに3回も遭遇してしまいました。
エスカレーターを上がり、買い物カートの所に行くと、3歳位の男の子が、
一人で子供カートに乗って遊んでいました。
周囲に保護者が居る様子がない。
エスカレーターと階段が近く危ないので、保護しようと近づくと、
私より先に、70歳位の女性が、
「お母さんは?」「危ないよ?」と声をかけそのカートを止めて下さいました。
女性は近くにいた店員さんに声を掛けました。
ホッとしたのもつかの間…
今度は5歳位の男の子が、一人でエスカレーターから上がってきて、降りる手前で転倒…
泣き出しました。
さっきの女性が、さっと手をとり、
「大丈夫?お膝痛いの?」と声をかけると、男の子は、自らズボンをめくり膝を出しました。
幸い外傷はなし。
私もホッとしました。
そんな騒ぎの中、さっきのカートの男の子は、若い父親らしき人が抱っこして逃げるように立ち去っていきました。
転倒した男の子のお母さんは、ユックリそのエスカレーターで上がってきて、
「何やってんのよ!」と、男の子に罵声。
心配の前に罵声!?
イラッとして言ってやろうかと思ったら、
騒ぎに集まっていたシニアの男女の皆様が一斉に、
「ちょっと!貴女!お母さんなら心配が先でしょ!?」
「なんで?一人で乗せるの?」
「巻き込まれて大怪我だったらどうすんだ!」
と、激昂。
それに対し、
「あ~あ。あんたのせいでママが怒られたじゃん!」と…。
最近の若い親御さん、どうなってるんですかね?(苦笑)
子供が子供を産んでるとしか思えない現状でした。
その場は経験豊富なシニアの皆さんにお任せし、私は買い物を始めました。
だがしかし…
買い物を終え、エスカレーターで下っていると、これまた、5歳と3歳位の男の子の兄弟がエスカレーターをかけ降りてきました。
私の横まで来ると、3歳の子の方が転倒しました…。
危ない!指が挟まる!
持っていた荷物を瞬時に下ろして、3歳の子を拾い上げました。
「危ないよ?怪我ない?」
と声をかけると、5歳位の兄の方がこちらを見て、
「バーカ!バーカ!(笑)」
と言い走り去りました。
それにつられ、その子も走り出しました。
まあ、怪我がなく良かった。
と思いながら荷物をまとめ出口の方に向かうと、エレベーターからお母さんと出てくる姿が有りました。
お母さんは無料の麦茶を飲みながらのんびり買い物カートを押していました。
出入り口で、
「さっき小さい方のお子さん、エスカレーターで転びましたよ?指を挟む所でした。気をつけて下さい。」
と、やや低めの声でお伝えしました。
「え!?あ、そうですか…。」
「だから言ったじゃないのよお!」
この人も、すみませんもなく、子供を叱りつけていました。
もうすぐ元号も変わります。
世の中、子供の虐待をなくす云々動いています。
私は思います。
親の教育からやり直した方がよいのでは?と。
救いだったのは、私の住む地域が、まだこのような場面で、声を手を差しのべられる方々がいたということ。
そんな親の親の顔が見たいと思った出先でした(苦笑)

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