5月2日
大型連休に入ってはじめてのお休み…
今日は
子供と実家のお墓参りに行く予定
8時30分… お花も準備したし
そろそろ出掛けよう(人´エ`*)♪
帰りには 美味しいうどん屋さんに行こうね
って子供と約束してた
天気も良いし 気分もルンルン(*σ´ェ`)σ
のはずだったのに…
ルンルン気分から一転……
数分後
友達から一本の電話がかかってきた
リサイクルセンターで働いている友達…
泣いてる
途切れる声で微かに聞こえる
「Koko ちゃん……ごめんね ごめんね…」
「…………」
何言ってるのか解らない
「助けて……」
嫌な予感…
「子猫がぐったりしてる…」
「袋の中に入れられてた…」
嫌な予感的中…
周りの人達は
「どうせ死ぬんだから
ゴミと一緒に燃やせ…って Koko ちゃん
どうしよう…」
そんなこと出来るわけ無いじゃん
生きてるよ!!
今行くから待ってて!!
キャリー持って向かう
現場につくと 生臭い匂いと
埃で口を覆いたくなった
友達に案内され 「この子…」と
足元を見ると
思ってたよりも小さな塊…
箱の中でモゴモゴ…してる
よく見ると ケガしてるのか転々とついてる血液の跡
そしてうんこまみれ…
呼吸も早いしぐったりしてる…
袋の中のゴミを出そうと中身を投げたとたん
ゴミに紛れ一緒に入ってた
大きめな石と一緒に子猫が出てきたと…
出血は 投げた時に石と接触したのかも…
こんな小さい子はじめて…
手が震える…
大丈夫!!
大丈夫!!
そのまま 病院へ向かう…
こんな時に限って朝一なのに患者さんが多い
長く感じた時間も
やっと 診察してもらったのに……
体重は400㌘
生後1ヵ月位のこの子には何も出来なかった
頭蓋骨骨折
右前肢と左後肢の骨折の疑い
呼吸も早く
35.1℃の低体温…
止まらない鼻出血
この子が入ってたゴミ袋は 連休に入る前の金曜からリサイクルセンターの倉庫にあった
そして大きな石が
小さな身体に激突したのかも……と
とても厳しい状態
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この子の生命力にかけるしかない…
ミルクを飲めば命は繋げる…
先生の言葉も
今のこの子には残酷すぎる…
大丈夫!!
大丈夫!!
って 自分に言い聞かせた
大丈夫!!
大丈夫…
でも そう簡単じゃなかった
頭蓋骨骨折 低体温…
手足の骨折
鼻出血もなかなか止まらない…
湯タンポ カイロ
ペットボトルにお湯を入れて 温める…
小さな背中を擦ってみる
頑張れ!!
頑張れ!!
ミルクを注射器であげても
横からミルクが溢れるだけ…
こんな小さな子ははじめてだから
ミルクなんてあげたことない…
見よう見まねでやってみるけど
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飲まない
飲まない…
飲まなきゃ死んじゃうよ…
そうか…
飲まないんじゃなくて
飲めないのかな?
私が下手だから
上手くあげれなくてごめんね…
命を繋ぐミルクも怖くて
あげるのでさえも躊躇してしまう
私はこの子を助けてあげる事が出来ない…
こんな私はこの子に
頑張れ!!って言えない…
不安でいっぱいの中
先輩ボラさんからのアドバイス
とにかく今は温めて
体温が上がればお腹空いたよ!って
鳴いてくれるはず!
保温の仕方も教えてもらいやってみる…
でもその夜中には 肩や身体を使って
大きな呼吸…
そのうち口を開けて
荒く早い呼吸…
助けたい!って思いで連れて帰ったのに
今のこの子を見てると
早く楽にしてやりたい…と、さえも
思ってしまう……
こんな事を思う私と
何も出来ない私は
余りにも情けなくて涙が出る……
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日付が変わろうとしてる
うつら
うつら
眠くなる……
静かな部屋の中
子猫の息だけが大きく聞こえる
どうか
この子の命を助けて下さい……
いま 必死に頑張って生きようとしてる
小さな命の記録を残すために
これから少しずつ
日記を書きます……
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