里親探しは義理と人情でできています。
遅くなりましたが、
柏市の譲渡会にお越しいただいたみなさま、ありがとうございました。
8匹の子猫に対し応募が26件なので、ほとんどの方にお断りのご連絡を差し上げています。
この作業が心苦しくてつらいです。本当に申し訳ございません。
この1週間、人と猫を結ぶマッチングについてひたすら悩みました。
エクトプラズムが出そうなほどの溜息をついては、天を仰ぐ日々。
なんとか、トンネルの出口が見えてきたかなあ、という今日この頃です。
それでも良い出会いは有り難く、嬉しいものです。
世界が広がります。
私はネコジルシをはじめて2年半なのですが、今年に入ったあたりから、
「鷹子」から猫を貰いたい、と言ってくださる方が本当に増えました。
私の譲渡ポリシーをきちんと読んでくださったり、
日記もずいぶん昔まで遡ってくださったりと嬉しいやら恥ずかしいやら。
本当にありがたいです。
でもその反面プレッシャーもすごいです。
だって、中途半端なことができませんもん。
飼い主のいない猫は、出会った人間の手によって、天国にも地獄にも行けます。
その水先案内が自分であると思うと、命の重さに、責任に、押しつぶされそうになります。
盗んだバイクで走り出したくなります。(犯罪です)
保護するのは簡単だけど、譲渡はむずかしい。
募集をかける度、白髪が増えます。一気に年を取る気がします。
このまま続けていったらあと数年で死んじゃいそうだから、
もう今回で最後にしたいのです。笑
といいつつ昨日、ボランティアさんちで見かけた三毛のあの子が気になってます。
トラバサミにかかって断脚したあの子。
ケージの中で何かを諦めた目をしていたあの子。
彼女を明るい未来へ送り届けてあげたいなあ。
彼女みたいな子は二度と出て欲しくない。
私に何ができるだろうか。
トラバサミ罠は違法です。
自分の住む地域でこの野蛮な行為が行われていることが衝撃でした。
いたたまれずに、大雨の中、真っ裸で外を走り出したくなりました。(ただの変態です)
でも、とにかく今は、目の前のカワイコちゃんたちをしあわせ行きの特急列車に乗せようと思います。
もう少し走ります。

いくぞ、チビっ子たち!
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