父曰く「洗濯」。

2019年8月14日(水)

お風呂

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猫って、お風呂は基本入れなくて大丈夫！と昔から言われております。
私もそう聞いて育ちました。
でもさ。

ジジ君がなんで今風呂上りなんだい？
良い匂いなんだい？

母に聞いたら「お盆だから♪」

なんじゃそりゃ！
理由になっとらん！！
メイなんて2年は入ってないのに！！
2年だよ！？2年……

…に……ねん……。

私「メイさん。君、今日までに何回脱走したっけ？」

メイ「えーと…覚えてる限りでは10回くらいですの」
　(ﾝｰﾝﾝ？ｺﾞﾛｺﾞﾛ)

私「どうして脱走になってしまったんだっけ？」

メイ「玄関が開いていたんですの」
　(ﾝﾝｺﾞﾛｺﾞﾛ)

私「誰が開けっ放しにしたのか分かるかい？」

メイ「パパ上だと思いますわ」
　(ﾝﾆｬｳｺﾞﾛｺﾞﾛ)

私「君は脱走したら、いつも車庫でゴロゴロしてるって話を聞いたよ？」

メイ「車も自転車も怖いんですもの。音が大きいでしょ？
　わたし、轢かれそうになったじゃない？
　あなたが身を挺して庇って怒鳴られててチョーうけたわ。(ぉぃ)
　そうね、道路は嫌い。でも草は好きよ。
　ほら、家の近くが空き地で草野原でしょ？
　あそこで、一昨日ゴロゴロしｔ」
　(ﾝﾆｨｰｧｰ)

私「OK、風呂だ」

メイ「なぜじゃああああああああああ！！」
　(ﾋﾞﾆｬｱｱｱｱｱｱｱ!!)

ジジ「ぼくは！噛むのが！好きです！
　お風呂も！好きです！
　でも！メイお姉ちゃんは！もっと！好きです！
　お風呂からメイお姉ちゃんの悲鳴が聞こえます！！
　なんでですか！？」
　(ﾝﾆｬｰｵ！　ﾝﾆｬｰｵ！？)

母「猫ってぇのはそういうもんだ。
　お前さんが風呂好きなのが変なんだよ」

ジジ「ぼくは！…ぼくは………
　お！お姉ちゃああああああん！！
　今助けますー！！」
　(ﾝｷｬｱｱｱ！ﾝﾆｬｱｱｳｳｳ！！)

(風呂のドアをｶﾞﾘｶﾞﾘｶﾞﾘ)

私「うるせええええええええええ！！」

メイ「救世主っていないの！？絶滅したの！？
　誰か助けてー！！」
　(ｷﾞｬｧｧﾝｷﾞｬｧｧｧｱｱﾝ)

※実際のやり取りと、猫の鳴き声で表現しております。
　本当にこんな風でした。

メイさんはその後、お嬢様のように綺麗になりましたとさ。
めでたしめでたし。

メイ「いやああああ！シャンプーのにおい嫌いぃぃぃ！！」
(ﾝﾆｬｵｫｫｫｵｵ!)

ジジ「どうしてですか？良いにおいですよ？
　あ、ぼくも舐めるの手伝います！」
　(ﾝｷｬｰ! ｷｬｰｳｰ!)

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