N市のとらこさん。
里親さん宅から遁走し、捕獲機を壊されるなどいろいろありました。
それでも地元の方々の協力もありなんとか捜索活動をつづけました。
捜索に行くときは必ず車の中で「いまから行くからね!出てくるんだよ~一緒にかえろう!!」と話しかけ
あの空き家で待っててね!!と頭の中に描き、とらこに通じていると信じて。
似ている猫がいると聞けば西に東に車をはしらせ、いろいろな人との出会いもありました。
しかしながら本当に不思議なことに、ほんとうにおそろしいくらい
「目撃情報がない」のでした。
地理的には範囲が限られるのに。。。
最終奥義のAC(アニマルコミニュケーション)できる知人に情報をもらいながら探したこともありました。
そしてある日。
「とらこさんとじっくり話せたよ」と、知人からメッセージが。
すぐに読んでみるとそこには、とらこんの気持ちがつづられていました。
とらこさの出した答えは
・・・「ここに住む」・・・でした。
逃げ出した時は右も左もわからなくてパニックだったけど、周りを落ち着いてみたら
自然がたくさんあって、お水もたくさんある。
明るくていいところ。
それに仲間もできた。
心配していたごはんも、優しいおばあさんにもらえている、と。

そして、
お母さんにはとっても感謝している。
たくさんの愛をくれてありがとう。
随分遠くまで連れてこられたけれど、ここは明るくていいところ。
前のとこでは、孤独だった、だけど、ここでは仲間もできた。
お母さんが来てたのもわかってたけど、会ったらお別れを言わなくちゃいけない。
だから会わないようにしようって決めていたの。
今までほんとうにありがとう。
わざと姿を見せないようにしていたから、会えなかったんだね。
声はちゃんと届いていた、それだけでもうれしかった。
とらこさんが、ここがいいというのなら、もう探すことはやめよう。
N市の冬の寒さとか、病気や怪我や、悪い人になんかされないか、
心配はつきないけれど、頭のいいたらこさんならきっと、大丈夫。
信じよう、エールを送ろう。
とらこさんも蛍がいるきれいな水と、緑豊かなN市で、暮らしてね。
そして、心配してくださったねこじのみなさん、
ご協力くださったN市のみなさん、気にかけてくれたり、
チラシを受け取ってくれて、貼ってくれていたり、お店の方々も。
ほんとうにありがとうございました。
目撃情報があり、見に行った猫さん。ばっとみ、たらこさん?

しかし、歩くと、体型!!ご立派!!

可愛かったのでのせちゃいました。
このこも元気かしら。
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