テレビで大きな被害の映像を見るたびに心が痛みます。
どうか1日も早い復興を心より願っています。
さて、群馬〜の八ッ場ダム、政権交代の時には無駄なものを切り捨てる政策により工事中止にまで追い込まれました。
50年以上の歳月をかけ、ようやく地元住民の合意を得て、ダム建設に漕ぎつけようとした矢先のことでした。
その後、再び政権交代し工事再開に。
10月1日より試験湛水がはじまって、およそ3ヶ月かけて、水を貯めていく予定でした。
10月2日に見たダム湖はまだほんのわずかな水しかなくて、橋からはるか下の方に線路や学校などの建物が見えました。
これから少しずつこれらが沈んでいくのかと思うとなんとも複雑な思いでした。
が、まさかのわずか一晩で満水まであと10mまで水がたまるとは。

橋のたもとからも水面がみえるほどです。
かなり濁った水です。
1秒間に学校の25メートルプール10杯分が流入したそうです。
どれだけの雨が降り、流れてきたのでしょう。
もしダムがなかったら、利根川下流でさらに被害が大きくなっていたと思います。
試験段階とはいえ、間に合って良かった。
連休最終日、天気がよろしくないけれど、頑張ってくれた八ッ場ダムを見に行きました。

ダムの建設構想自体は60年以上も前に出ています。
100年に一度の災害と言われるほどの今回の水害、そんな昔に予想がついていたのでしょうか。
計画を立て、長い年月をかけて地元の方々とともに話し合い、建設など関係者の方々は本当にご苦労が絶えなかったと思います。
ダムに沈んだ川原湯温泉や集落、今度は山の上へ垂直移動しました。
これからはダムも観光資源としてひと役担ってくれる事でしょう。
道の駅八ッ場ふるさと館の一推しメニュー「ダムカレー」

ダムの水面を見ながらいただきました。
試験運用のダムにいきなり満水状態の水を溜め込むことも、異例なことです。
担当者もヒヤヒヤしていた事でしょう。
濁った水の下に沈む深い深い谷の底。
かってあった集落とそこに住んでいた人々に深く感謝します。

八ッ場ダムスタンプラリーでもらえるダムカード。

記念になるほか、ソフトクリーム割引きサービスなども受けられます。
群馬にお越しの際はぜひ八ッ場ダム見学に来てください。
災害はできる限り避難し、無事にすごしたいものです。
精神的にも苦痛を与えられてしまうものも避けたいものです。
最近見かけない気がするけど、でもなんだか騒がしい気がする?
あっ ∑(゚Д゚)
そうか、見かけないんじゃなくて、ブロックしてたんだ。
知らないところで何かが起こっていると不安になることもあるけれど、皆さんの日記から相変わらずな事は伝わってきました。
気にしなければ、本当に気が楽。
常に監視して動向が気になる、そういう場合もあるけれど。
まったくの別世界、そういうのもありだと思う。
見たからって、手を差し伸べられるわけでもなく、ただヤキモキするだけ。
自分の身の回りの出来る事を出来るだけ、そういうスタンスでいこう、そう思っています。
知らない事は怖くない、逃げたっていいと思う。
振り回されないためにも、ブロックする勇気も必要なんじゃないかな。
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