と、思い出してみました。
町と協働して地域猫活動をはじめて1年。
私は出来た人間ではないので、しんどい1年でした。
猫の飼い方が30年遅れているこの町では、
無責任な餌やりと飼い主が思った以上に多かったから。
心に闇を抱える人間があまりにも多い。
猫の闇は人間の闇でした。
ノラ猫を不妊手術すれば増えません、でもすぐに減るわけじゃない。
その間に、無責任な飼い主は生ませるんです。
生ませて捨てる。見てみぬふりをする。
猫の繁殖力は、すさまじいです。
すくってもすくっても零れ落ちる水のように、命が散っていく。
自分がやっていることは、意味があるんだろうか、
自暴自棄になることもありました。
そこに多頭崩壊。
猫の問題ではなく人の問題に頭を抱える日々。
それでも、がんばってこれたのは、
助けてくれる仲間がいたからだと思うんです。
話を聞いてもらえるだけで救われました。
がんばってるね、無駄じゃないよ、そう労ってもらえるだけで癒されました。
ひとりじゃないよ、お互いがんばろう。声を掛けてもらえるだけで、肩を貸してもらえた気がしました。
私は弱い人間です。
えらそーなこと書いてますけど、ひとりじゃ、猫の捕獲ひとつできません。
でも、たくさんの人に少しずつ力を貸してもらえれば、
大きなことが出来るというを知ってもらいたかった。
自分ひとりの力ではないこと、仲間たちへの感謝を忘れないためにも、
カタチに残したいと思いました。
それが宮代ねこの日です。
1年間の集大成です。
でもまだまだ進化途中です。
不肖鷹子に手を貸してくださるかたを待っています。
いや、そんなこと関係なく、遊びに来てください。
頼りになる仲間たちががんばっています。
宮代ねこの日は本日11時からです。

譲渡会参加猫
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マルシェ出店者
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美らまやーさん写真展
チヨノスケさん木彫り展
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