五所川原市の駅前にある「平凡食堂」という古~い食堂で、今日初めて足を運んでみました。

食堂の店内は、昭和から時間が止まっていて、何もかもがもはやレトロ!
テーブルも椅子もたぶん一度も替えたりしたことはないと思います。
厨房と店内を分けるカウンターの天井には、すっかりくすんでしまった「平凡食堂」ののれん。

カウンターには、一度も拭いたことがなさそうな七福神の宝船!
何年放置したらこんな埃がたまるんでしょう(笑)

さて、食事は、とりあえず中華そばを頼んでみました。
10分もせずにささっと注文の品が出てきて、あまりの早さにびっくりしました(汗)
雑誌によると、最盛期の昼どきには殺人的な注文数をこなしたというおじさんらしいので、中華そばごとき、一瞬でできちゃうんでしょう。
(同時に焼きそばの注文もあって、それも同じく出来てました)
中華そばの味は、これまた昔ながらの懐かしい味で、細いちぢれ麺がスープに合ってておいしかったです。
そろそろ食べ終わりそうな頃、お店のおじさんが
「頼んでいた食材が届いたらしいから(どこに??)、取りに行ってきます。食べちゃったら店出ていいですから。」と言って、店を出ようとしました(笑)
お代も取らずに店を出る主がどこにいる(笑)と思って、お代は先に払い、店番も兼ねてゆっくり待つことに。
しばらくすると、ギターを背負った大学生風の男の子が食堂に。
…ごめんなさい、いまお店のおじさんいないんです(笑)
男の子はちょっとびっくりしながらも、少しくらいなら待ちますといって、小説を読み始めました。
ちらっと聞くと、親戚を訪ねて来ていたそうで、駅から出る高速バスで東京に帰るのだとか。
バスに乗る前に食事を、と思って食堂に入ったんだろうけど、こんな古すぎの食堂によく平然と入れたなぁと感心しました。(わたしなら知らない食堂にはなかなか入れない…)
ということで、不在のおじさんの代わりにお水を出してあげて、10分くらい待ったらおじさんが帰ってきました。
きっとあの男の子も昔懐かしい何かを頼んで食べたんでしょう。
平凡食堂は職場からそんなに遠くないので、次の昼どきにも行ってみたいと思います。
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