以前、お世話になった団体の代表の方が
「里親募集で全く条件に合わない方から応募があっても一度面会をして、どうしてこういう条件を設けているのか説明をしている」
とおっしゃられていました。
自分たちから譲渡されなくても、そういう方はきっと簡単に手に入るところで里親さんになってしまう。
お金を出せばペットショップではなんの条件もなしに飼えてしまう。
そしてそれが・・・
遺棄や殺処分に繋がる。
棄てられた子、ぜんちゃん
そういう負のループを断ち切るために、命についてきちんと説明をし責任を持って飼ってほしいから、時間を取るようにしていると。
なるほどー
って思ってもなかなかできないんですよ、これが(;^ω^)
限られた時間で対応するって本当に大変💦
でも、とっても大切なことだなってずっと思っていました。
で
最近、家にいる事が多いので、何か出来ることから始めようと思いまして…
責任を持って飼える人を増やそう！
キャンペーンを組みました（一人で笑）
現在たくさんの子の里親さんを募集しているので応募も多く、ちょうどよい機会だと思います。
応募してこられた方の中には簡単にもらえると思っていらっしゃる方もいます。
そういう方に、なぜこういう条件があるのか説明をし納得していただく。
単身の方には後見人のご紹介をお願いするのですが、立てられない、立てたくないという方が結構います。
「絶対手放さないから」
だから後見人は紹介したくないと言われるんです。
「でも、私達だって絶対事故を起こさないと思っていても万が一に備えて自動車保険に入ります。後見人を立てていただくのはその万が一に備えてなんです」
そう説明してご納得される方もいれば逆ギレする方もいます。
先日
この子達に応募された方で
「後見人だって何があるかわからない。だから後見人を立てるなんて無駄」
と反論してこられた30代女性がいました。
「命を救いたいから、どうしても保護猫がほしいんだ」
と言われるのですが、なかなかどうして…
遠方への譲渡はしていないこと、後見人の話、全て私の屁理屈と思っていらっしゃいました。
最後
「本当にご自分の非をお認めにならないんですね」
と書かれまして
おばちゃんギブアップ(´・ω・`)
考え方の違いに、是も非もないのですが・・・
他にも、お留守番が８時間以上あるのにどうしても乳飲み子がほしいという方にも説明をします。
「なんとかする」
と言われるのですが、どうして自分たちがお留守番のないご家庭にお願いするか説明し、もう少し大きい子を勧めてみるも
「お留守番ができる子猫を探します」
と言われ、撃沈することもしばしば(;^ω^)
はじめは簡単に考えて応募してこられる方でも、なぜこういう条件があるのか説明をして納得して下さった方にはきっと次どこかでいいご縁があると思います。
うちの保護猫じゃなくていいんです。
どこかできちんとした保護主さんからきちんとした手順を踏んで命のバトンを受け取ってもらえたらそれでいいんです。
ペットショップやブリーダーさんからでもいいと思います。(ショーケースに入れた状態で販売する日本独特のペットショップは無くなってほしいと思っていますが）簡単に手に入れたいからという気持ちでなければいいんです。
命に対して責任を持って下さる方が増えたら遺棄も殺処分もきっと減るはず！
もちろんもらえないと分かったとたん逆ギレや連絡を絶つ方もいるので、なかなかしんどいです。
しかも、すっごい数の方とスマホでやり取りをしているので、またしても左半身にしびれが(;^ω^)
でも今、私にできる保護活動の一つだと思って、説明は続けていこうと思います。
もし、
「こういうこともできるよー」
とか
「もっとこうした方がいいよー」
というアドバイスがございましたら、どんどん教えてください！
ちいちゃな頭で考えつくことがなくって(;^ω^)
しんどい中でも、里親さんが決まると極上の喜びです❤️
突然母となったりょうちゃん
子猫1ニャンと一緒にお嫁入り決まりました✨✨✨
ぺったん したユーザ
ぺったん
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