ご自宅にお伺いしたら、大きな牛舎がいくつも連なる酪農家さん。

まさか、ネズミよけに猫飼うの!?とビビりながらの訪問。
田舎の大きなお屋敷は、いくら完全室内飼いをお約束されても、
脱走対策が物理的に難しい場合はお断りすることがあります。
でもそこはご家族で話し合われていて、
2階だけで飼います。(といっても100㎡ある)
脱走防止対策もアドバイス通りやります!と、パパさん。
ハヤテが慢性な涙目なんです、と伝えると、全然気になりません、とママさん。
ママさんが以前飼っていた子は、猫風邪の酷い状態でブリーダーから来たようで眼球摘出をしたそう。
月1で獣医さんが来るし安心かも〜と笑っていました。
1歳過ぎの多頭崩壊猫を兄弟で迎えてくださる優しいハートの持ち主。
なにより、保護主の想いを真摯に受け止めてくださる、信頼できるご家族です。
ただ、今の住まいで飼うのは初めてだそうで、そこは見守りと見極めが肝要。
預かりをお願いしている、べす@猫のお家探しさんと連携していきます。
カイとハヤテ、脱走防止柵が整い次第トライアル予定です。
良いご縁になりますように。

明くる日曜日はオババの同伴でウサギのお届けでした。
ウサギの生態がよくわからないので、ウサギの飼い方を勉強しながらの里親探し。
オババなんて宇都宮動物園の飼育係に問い合わせてました。やるなあ。
「うさんぽ」とか「部屋んぽ」とか新しいワードを覚えつつ、
うさたちの順応力に驚きながら、無事2件譲渡してきました。
うさぎは意外と気が荒くて、単羽飼いが基本なんですって。
これからは襲われる心配も、酷暑も関係なく、
おうちの中でのびのび自由に生きていけるね。


おめでとう。
おかげさまで大人ウサギ4羽、子ウサギ5羽の譲渡先が決まりました。
残り20羽近く残っていますが、殖えないよう、減らしていけるよう、オババが説得にあたります。
人間に人権があるように、
牛には牛の尊厳、
猫には猫の尊厳、
ウサギにはウサギの尊厳が認められる、
優しい社会になりますように。

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