また逃げた。

2006年2月5日(日) 318 / 8

午前中仕事の関係で配達があり帰宅すると何やら牛舎が騒がしい…。
いつもならエサを食べくつろいでいる時間なのに、何頭もの牛が鳴き続けていました。

異常を感じ、すぐ牛舎へ様子を見に行ったらいました、いました。
喜び、飛び跳ねて走り回る、脱走牛３頭…。
目の前を、ダッカダッカと通り過ぎて行くじゃありませんか…。

昼になるのに日陰はまだ凍っていたので、牛が滑って足を怪我しないかとヒヤヒヤしながらも、先ずは何処から出たのかを探しました。
通常なら上下計２ヵ所を長い鉄棒で留めて扉が開かないようにしているのですが、その飼育房は上下各１ヵ所を短い棒で留めてあった為に牛が角で遊んでいるうちに棒が取れてしまったようで、牛達はここぞとばかりに『思いがけない散歩』に出たようでした。

３頭のうち１頭は別の牛舎の通路にいたので、後ろから近づき蹴られたりエサ箱に挟まれないように注意しながら手で捕まえました。
（牛に鼻環をつけてあり、その鼻環に紐をつけて角の後ろで結んであるので、普通はカギ状に先の曲がった棒で捕まえます。）

捕まえたものの近くにロープもないので仕方なくそのまま通路をバックさせていたら義父がロープを持ってきてくれ、そのまま無事に元の牛房に戻しました。
残りの２頭も通路を散々な状態にしてくれましたが、怪我もなく戻すことが出来ました。

前は牛が結構でかいのでロープで繋いで引くことも怖かったし、棒を使わずに脱走牛を捕まえるなんて考えられなかったんですが、最近は、牛が逃げると棒を使わずに捕まえる事が多くなりました。
…慣れとは怖いものです…。

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