一生懸命初めての子育てに奮闘していると思っていたけれど、10日後に現れたよもぎの雄猫と仲良くなって、仔猫の元へは行かなくなってしまいました。
どうやら、その前18日頃に仔猫は相次いで天国へと旅立ってしまった模様。
子育てをしなくなって、次に考えるのは自分の子孫を残さなければ、ということ。
頭で考えている等訳ではなく、体の方が反応し雄を求めていたんでしょう。
そこへたまたま現れたよもぎ猫君。
彼もある意味、運が良いと言えなくもないですよね。
だって子育て中にチョビに言い寄っても、一喝されるだけでしょうから。
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仔猫がいないからこそ、チョビもよもぎ猫君を受け入れたのでしょう。
生後数日で旅立ってしまった仔猫ちゃん。
まだ若い母親から、小さく弱く生まれてしまった所以。
可哀想ですが、これも自然の摂理。
20日、朝昼夕方の食事の時間も、ずっとよもぎ猫君がチョビの後を追いかける。
その翌日21日は、農業用機械の倉庫にしまってある、フォークリフトの座席の上で、2匹仲良くお昼寝していたそうな…。
兄が昼食後にフォークリフトの乗ろうとしたら、2匹ぶっ飛んで逃げ出して、めっちゃびっくりしたそうです。
確かに何も知らずに近づいて飛び出されたら…心臓に悪い💦
そして22日。
朝からチョビの気配がない。
朝食の時間にも現れず、お昼も夕方も呼んでも反応なし。
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もしかして、よもぎ君について行ってしまった?
…いやいや。
でも、チョビにご飯を食べさせてくれる家は、そうそうないよね。
我が家は隣近所が遠いので、仮によもぎ君が近所の飼い猫だったとしても、雌のチョビがついて行くにはちょっとそこまで、と気軽に出かけ一緒について行ける距離ではないと思うけどな。
お腹が空いたら、戻ってくるんじゃないかしら。
…で、さらに翌日、23日。
朝食は大体5時半過ぎに食べていたチョビ。
この時間も、不在。
約1時間後位に朝刊を取りに母が外に出たら…
帰ってきていました。
良かった、やっぱりお腹が空いたら帰ってくるんだね。
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相変わらず、人がそばにいるとご飯を食べない。
よもぎ君、せっかく縮まりつつあった私と母とチョビの距離を離しちゃったわね。
困ったもんだ。
仕方がないので、ご飯のお皿をおいて家に入る。
こうすると、安心して食べるんだもん。
今はとりあえず、チャムりん家が拠点だと思わせるのが先決。
慣れさせるのは、その後だわ。
そして朝食後、再び消えた。
またよもぎ君の元へ戻ったのかぃ?
恋に生きる女、チョビ。
お昼ご飯も、食べに来なかった。
もう、ご飯より男かい。
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午後になって、母と買い物に出掛けようとしていたら、ウチの出道をちょこちょこと小走りに駆けてくるチョビを発見。
まぁ〜〜〜、今頃帰って来て‼️
男遊びもほどほどにしなさいよ、と母に言われるチョビ。
でも〜…相手はよもぎ君だけなんだし、男遊びと言われるほど悪いことをしている訳ではないと思う(笑)
母とスーパーへの買い出しを終え、帰宅後に農業用機械の倉庫へ行ってみたら、フォークリフトの更に奥にある、木製パレットに積まれた麻でできたシートの上で寝ていました。
よもぎ君は、お家に帰ったのか…何処にも気配がなかったです。
夕方は、ちゃんとご飯食べに来たし。
こんな感じで、最初の頃と同じ様に警戒していて、家族との距離をとるチョビ。
この様子では冬寒くならないと人のそばには寄って来ないかなぁ。
とりあえず、ご飯はチャムりん家でしか食べられないとは認識しているみたい。
今は、これで良いのかな。
【チョビ。 その5】に続く
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