それでも、「事」が済んだらしく、よもぎ君はあまり来なくなりました。
チョビ1匹だけになって、徐々に落ち着きを取り戻し、繁忙期が過ぎた母は日中家の庭や家庭菜園の手入れをして過ごしていました。
昼間、作業をしていると…
チョビが自ら近づいてきて、そばに寝転んでゴロンゴロン甘えたり、両足の間を交互に回ってすりすり擦ろついたり。
どうやら、チョビは朝食後の彼女なりのパトロールが済んで、昼間まったりしている時間に甘えたくなる様です。
母はご飯をくれるのでまぁ判るのですが、チョビの世話を一切していない兄にも、自分から近づいて撫でてもらった事もあった様です。
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私は休みの日にしかチョビとは会えないので、私以外の家族の方が懐いていったみたい。
この状態なら、避妊手術も可能だと思い空のかかりつけ医に電話をすると、一度状況を確認させて下さいと言われました。
しかし母一人でチョビを捕まえる事は出来ないので、私の休みの日に連れて行く事に。
朝、何時もより遅い時間まで朝食を待たされていました。
前日の夕方以降何も食べていないしお腹が空いているので、すぐに寄って来る。
そこをさっと捕まえて、洗濯ネットに入れてキャリーバックの中へ。
暴れて大変だろうと思っていたけれど、割と大人しくてか細く泣いているだけ。
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そして、その足で病院へ。
まだ全然診療時間には早過ぎる。
それでも、いつも混んでいるこの病院は早くに待っていないといけないんですよ。
特に土曜日のこの日は、診療時間が短かったんです。
朝7時半に家を出て、7時40分には病院につき、その後50分間駐車場の外で待機。
病院の受付開始時間は8時半。
その間、チョビは母と車の中で待っていました。
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コロナ対策で、車での来院の場合病院の待合室では待たず、車の中で待っている様にと病院の窓に張り出されていました。
診療時間は9時。
約20分後、かかりつけ医に呼ばれていよいよ診察。
その間も割と大人しい。
洗濯ネット越しに診察台に乗せられるチョビ。
体重は2・95kg。
かかりつけ医に全てを話しました。
チョビが現れた時の事、そしてひと月ほど経って出産したものの、仔猫達は天国へ旅立ってしまったらしい事。
直接子猫を見ていないけれど、乳が張っていたり最初の頃は乳を吸った跡も残っていたし、明らかに出産の後でお腹も小さくなっていた事。
直後によもぎ君が現れ、仔猫の事を忘れたかの様に彼と仲良くしていた事。
かかりつけ医は、うんうんと頷きながら私と母の話を聞いていました。
話を聞いて、状況を確認した後…5月9日に出産したのが確実ならば、手術は少し間をおかなければなりません。
病院の手術予定表を見て、22日月曜にお預かりし手術。
翌日23日帰宅はどうですか?と聞かれました。
よもぎ君との子を宿している可能性も高いけど、その位なら堕胎も可能ですしもしいた場合はそうなりますよ、と告げられました。
我が家では仔猫も一緒に養えないし、里親候補もいないので…可哀想ですが本当にお腹にいる場合は堕胎をお願いする事にしました。
両日とも私は出勤日なので、母に連れてきて貰う事に。
この間約10分、チョビは大人しかったです。
すぐに家に戻って外へ解放、騙されて病院へ連れて行かれたので、人を避ける様になるのでは…と心配しましたが、そんな事もなく日陰で寝そべっていました。
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病院へ連れて行くのに、ライカが使わず残していった首輪を装着しました。
中々似合うよ、チョビ☺️
22日、手術の時また捕まえちゃうけど、ごめんね。
空のかかりつけ医に診て貰ってから、もうすぐ3週間。
いよいよ来週の月曜日に避妊手術を受けます。
この3週間、とりあえず朝晩の食事は私が与えていました。
夕方仕事で帰宅がちょっと遅くなっても、ちゃんと勝手口で待っている。
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食事時は近くで見ていられるので、唯一至近距離でのシャッタチャンス。
それと、撫でる事も可能です。
撫でられるのは好きらしく、結構大きな音を立てて喉を鳴らしていますよ。
ライカみたいに、お腹が空いたから狩りに行く…という事もない様です。
女の子だから?
この辺りでも昔ほど虫さんも飛んでいないからかもしれませんが、遊びながら追いかけている…という光景も母は見た事がないと言っています。
野鳥さんやねずみさんを捕まえた事もなさそうだし…。
まぁ、家の敷地内にいてくれるだけで、十分警備になるから良いんですけどね。
女の子なので、一泊するしお腹を開く事になるので、術後暫くは玄関にケージを置いて中で過ごしてもらいます。
様子を見て、外に出せそうなら出しますけど…。
初めての手術とお泊り頑張ってね、チョビ。
そして抜糸の時にワクチンも摂取して貰う予定になっています。
完全に済んだら…晴れて保護猫を卒業し、チャムりん家の正式メンバーになれるよ✨🏡✨
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