生まれてからずっと河原で生きてきた三毛ちゃん、6月17日をもって外猫をやめ家猫となりました。
河原猫のお世話をしていた場所にマンションが建つことになり、なんとかしようと頑張りましたが、三毛ちゃんだけはどうしても捕まってくれなくて、かれこれ二年以上の月日がたっていました。
少し前に三毛ちゃんを引き取ってもいいと声をかけてきた人はいつしか顔を見ると逃げるように立ち去るようになり、ダメだこりゃ!と心の中で叫びスッパリと諦めていました。
マンションには入居が始まって、とうとう三毛ちゃんの居場所が無くなるなと思っていた時、毎日ご飯を運んでくれていた Iさんが、「私が連れて帰る」と言っていくれました。
長年一緒に河原猫に携わってきた人なので安心です。
Iさんのご主人が三毛ちゃん一匹のために毎日餌やりに通う奥さんに折れてくれたのです。
でもあの三毛ちゃんが捕まるのだろうか?
ところが三毛ちゃんは自らキャリーに入りました。
自分から行くと決めたかのような不思議な出来事です。
Iさんは一度決めたらきっぱりとした性格なので、連れて帰ると決心したことが通じたのと、仲間が居なくなった河原は寂しかったのかな?
お家の窓から河原も見えます。
今日は病院で血液検査、検便、予防接種をしてきました。
10年近く外で暮らしていたのに、エイズなども陰性でノミダニもなく検便もクリアするというミラクル‼︎
ただ歯は上下2本しか無かったです💧
外暮らしが長かったのでまだフカフカのベッドが落ち着かず硬い場所で寝ます。
早くへそ天で眠れる日がくるといいなぁ。
昔、乳飲み子二匹を三毛ちゃんが助けてくれた事がありました。後から来た子が先に幸せになって居残っていた三毛ちゃん。
神様は最後の最後に最高の幸せをくれたと思います。
一時期15匹以上いた河原にもうお世話する猫は居なくなりました。
河原猫をTNRしても里親さんを探して家猫にするつもりだったので、どの子も桜耳にはしませんでした。
私たちは中途半端な餌やりおばさんだったと思います。
泣きたいことが多かったけど、長い長い河原猫のお世話とお家探しは終わりました。
あとは友人宅にお世話になっている老猫(グレオや愛ちゃん)や三毛ちゃんにこれからかかるであろう医療費などを頑張って稼ごうと思います。
それと行方不明になった子がみつかったらなぁ。。
三毛ちゃんは「命名うめちゃん」としてニャン生をスタートしました。
長い間、河原猫を応援して下さった猫友さん、本当にありがとうございました✨✨✨
写真は病院から帰ってすぐにちゅーるでご機嫌をとっているところです。
![](/img/diary_image/user_50023/detail/diary_224807_1.jpg?h=3698809890d2f62b5214eb400d657764)
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