どこにでもあったと思われること
文章だけですがちょっと苦しくなります…閲覧はご自分の選択で…
実家は坂の途中、裏にある教会との境界には側溝があり、坂の上の住宅の排水が流れてくる
庭の角っこの外に、一旦水を貯める1㎡ほど、2mぐらいの深さの“滝壺”状の槽がありました。
坂の上から、箱に入れて流すのでしょう…仔猫のシーズンには、時々鳴き声が聞こえました。
四方を囲まれた槽、鳴き声はエコーがかかります。
1回2回ではない、母には禁じられていましたが、声が聞こえれば居ても立っても居られない
でも目にしながら、何もできない
今なら教会側に廻り、網ですくい上げるということも思い浮かびますが
当時の私は10歳に満たず、裏側に廻るルートすら知りませんでした。
自分のできないことを、望まない親に頼んでまでやってもらうことはできない
悲しい、忘れられない思い出です。
現在保護活動を個人でされているのは、昭和生まれのおばさん中心
こんな経験が、多かれ少なかれあったのではないかと、想像しています。
幼少期の悲しい体験があったからこそ、状況を変えたい気持ちがあるのでは…?!
地味な活動が、将来に繋がります。
当時は知らなかった避妊去勢、今は多くの人が知っています。
チャットおばちゃん部屋で出た会話
「京都の鴨川には、アベックとヌートリアしかいない」
あべっくぅ(^O^)
昭和のおばさんならではの言葉と同時に、馴染みの薄い動物のコラボ(・o・)
戦後、毛皮や食用に南米から輸入、御用済みとなったら放置され定着、害獣
…沖縄のマングースの状況と似ているかも
https://www.nies.go.jp/biodiversity/invasive/DB/detail/10140.html
国立環境研究所、侵入生物データベース
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欧州全土にも生息、田舎町の田舎部分、生活排水も入る水路(元農業用)の橋の上で撮影、
カメや野生の水鳥も見られます。
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シッポ抜きで、小柄の猫さんぐらいの大きさ、時にはファミリーも
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シッポが描く水流を初めて見た時、ワニでも遺棄したのではないかと焦りました^^;
岸壁に穴を掘り、北部では農業に大きな被害を与えているようで、捕獲・殺処分可能
ただし、罠を24時間放置は許されず、罠の中で死亡していれば懲罰対象
苦しみの少ない方法で殺処分、が法律です。
ここでは橋の上から、パンを投げるおじさんも見られます。
人間のエゴのために振り回される動物たち、
知れば知るほど悲しくなります。
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