元々は近くのマンションの住人の飼い猫ちゃんだったそう。
引っ越しの時に河原に置いて行かれたとおばあちゃんから聞きました。
それ以来、移動することもなく何年も置き去りになった場所で暮らしていました。
とても人懐こくて愛嬌がいいので愛ちゃんと名付けられてまあまあ幸せな方だったと思います。
一度、人懐こいのに可哀想だから引き取りたいと希望者さんが現れて、意気揚々と連れて行ったのだけど部屋に入った途端に愛ちゃんが鳴きだした事で、「こんなに鳴かれたら無理!この子は川に帰りたがってるのよ。私は猫の気持ちがよく分かる」💧ずいぶん前なので言葉は違うかもしれませんが、そんな様な事を言われました。
私はあまり怒らない性格だけど、その時ばかりは苦言を言って帰り、泣きながら愛ちゃんを河原に戻した日の事は忘れられません。
河原猫を一斉に保護する時に愛ちゃんは猫嫌いなのでみんなと一緒という訳には行かず悩んでいました。
困った時にいつも救世主になってくれる人が愛ちゃんの預かりになってくれると連絡をもらい、その日のうちに愛ちゃんを連れて行きました。
長年お世話してくれたおばあちゃんや愛ちゃんを心配していた人たち総出の見送りで外猫さんながら愛されていたと思います。
可愛い愛ちゃんと毎日会えない辛さはありましたが、それよりも安全が確保された事が本当に嬉しかったです。
それから二年以上預かり猫として24時間冷暖房完備でお膝で甘え放題の幸せな日々を送っていました。
先日、河原猫最後の三毛ちゃん改うめちゃんがお家猫になった報告を兼ねて愛ちゃんの様子を聞こうと連絡した時に
「ずっと考えていたんだけど愛ちゃんを正式にうちの子にしてもいいですか?」
「主人の職場はコロナにも影響されませんし、主人は自分にはお金をかけないけど私と猫ちゃんにはいくらでも使っていいという人です」と…
連れて行った日から愛ちゃんの一番の幸せをいつも真剣に考えてもらって、これ以上のお家なんて絶対にないです。
嬉しくて嬉しくて、こんなに立て続けに安心してもうすぐ死ぬのかしら?と思うくらい嬉しくて(泣)😂
五年前の愛ちゃん。
![](/img/diary_image/user_50023/detail/diary_227015_1.jpg?h=2247f3f9bae74e531e6b93981651968f)
現在の愛ちゃん
![](/img/diary_image/user_50023/detail/diary_227015_2.jpg?h=2247f3f9bae74e531e6b93981651968f)
完全に若返っててびっくりです😳
愛ちゃんは病気知らずなので30歳を真剣に目指して、ずっとのお家で幸せに暮らします。
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