老化によって脳の前頭前野が萎縮することでおこる作用なんだそうです。
前頭前野は、感情をコントロールしたり、コミュニケーションをしたり、
いわば人間が人間たる所以の働きを司る部位。
脳の萎縮は40代から始まるそうなんですが、
私はここ1年で地味に感じるようになりました。
OL時代、オバサンて思い込み激しいよね、ってよく思ってたんですが、
客観的にみるとまさに今の自分じゃね?と思うこと多々。
怒りっぽくなったし、嫌だなと感じることが増えました。
それを理性で抑えるという場面も多くなりました。
今まで同じシチュエーションでも気にならなかったことが障るんです。
めんどくさい人間になっているなあと最近つくづく感じます。
老いのせいと言ってしまえばそれまでなのですが、
大先輩でも思考が柔軟な方はたくさんいらっしゃいます。
新しいものを取り入れたり若輩者の意見に耳を傾けられるってすごいなと。
そういう方は若々しいです。
見た目はオジイオバアでも脳みそが若いんだと思います。
ということで、これではいかん!と思いたち、
いろいろ調べて脳トレを始めています。
脳を活性化するには新しい刺激が一番だそうで。
新しい出会いや会話を大事にしようと思いました。
リタイヤで社会と繋がりがもてなくなった高齢者が頑固になる、
っていうのは当然なのかもしれません。
特に高齢者の餌やりさん!
多頭崩壊のおばあちゃんもそうでした。
攻撃的ではないんですが、どちらかというと無気力。
そして意固地。
でも、毎日猫のお世話で来るボランティアさんと作業したり、お話をしているうちに、
声を出して笑うようになって、目に活力が戻ってきました。
人はひとりでは生きていけないってこういうことなんだなあと思いました。
社会からの孤立は悪いことしか起きないです。
猫の闇は社会の闇ですね。
話が逸れましたが、
あとは「笑うこと、笑わせること」
「人のいいとろを探すこと」でも脳が活性化するそう。
ポジティブでなんだか素敵です。
あと「叱られること」もいいんだそうですよ。
ほめられるより、しかられている時のほうが脳が活性化するんですって。
はっ! よく政治家や警察とかのお偉いさんが
SMクラブで踏まれたり罵倒されにいくのってそういうこと!?(違うと思う)
よし、オバたちをしかってあげよう、そんでそのあとに良いところを探してほめよう。
win-winの関係ですね。
いつだって自分の敵は自分です。
柔らかい脳みそ目指してがんばろうと思います。
ファイト!

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