大量嘔吐でカテーテルを短く調整してもらったものの、胃液が口に戻ってくるらしく(ビスコの顔の周りが胃液の匂い)、しょっちゅう口元を舐め、具合悪そうにうずくまる日々が続きまして…
昨日あたりからはご飯の時間だけは台所に登って、ご飯ちょうだい!と鳴いたりするんですが、おなかがふくれると今度は具合が悪くなるみたいで…
そうこうしているうちに、今朝、ビスコがブルブルと頭を振ったら、カテーテルがまるごとすっぽ抜けてしまいました(汗
30センチほどのカテーテルが抜け切ってしまい、もちろん入れることも出来ないので、慌てて病院へ…
夏以来、カテーテルの位置替えや長さの調節で、ビスコはもう4度も5度も手術を繰り返しているため、
「これ以上麻酔して手術するのもなんかね~…来月、本番の手術もあるしね~…」
とT先生もお悩みの様子で、現段階でペースト状のフードを口から自分で食べられるなら、そうしてみようか、ということになりました。
ただ、いまは上顎にぽっかり空間がまだ開いているので、フードが穴(つまり鼻側)に詰まったりしないか、病院で調べてからわたしにビスコを寄こすそうです。
ということで、今日からまたビスコ入院です…
なんだか不憫でございます…はぁ

「…ん?なんかいまため息が聞こえたぞ」

「ため息はあっちかな?…こっちかな?」

「おお、ねえちゃん、お前さんかい、どうしたんでぇ?おいちゃんでよければ話聞くぜ」
…と言ったかどうだか。町役場の駐車場で悠然と毛づくろいしていた海の猫ちゃんでした。
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