昨日の昼間、なんだか落ち着かないなぁと思ってたのですが、小学生の頃に飼っていた犬(モコちゃん)の命日でした。
今日はその子について書きたいと思います。
猫の話じゃないんだけど、アタシにとって、この子はかけがえのない子でした。
我が家に来たキッカケも、運命を感じました。
その子が我が家に来る1ヶ月くらい前に母の友達が、ポメラニアンを飼ったと聞き、母と2人で遊びに行きました。
アタシも子供なんで、すぐに「犬飼いたい!!」となったのですが、母も父もどうせ子供の言うことだし、すぐ気が変わると思ったようで「もっと大きくなってからね」と言われ続けてました。
まぁ、アタシも普段はすぐ忘れてしまうような子供だったのですが、その時は何故かずっと言い続けました。
それから約1ヶ月。
7月だったと思います。
(子供だったので記憶が曖昧です)
その日の昼間はすっごく暑くて、テレビでも「今年一番の暑さ」と言ってたのを覚えています。
で、いつもように普通に寝ました。
その日の夢が野生のチーターかなんかに追われてる夢で、必死に逃げるアタシ。
すっごい逃げてるのに、追いかけられて、遂に行き止まり。
そこにあるフェンスに登り、必死に逃げようとしているアタシ。
それでも、下にはチーターみたいなのが唸り声上げてる!!
ってとこで目覚めました。
「あ、夢か…」と思ったのですが、夢から覚めても犬の鳴き声がやたら近くで聞こえる。
もしかしたら夢じゃないの??などと思いながら、声のする方の玄関へ行ってみたら…
「う~ワン!!」
何故か犬が居て、吠えた━━Σ(゚д゚;)━━!!
腰を抜かしそうになりながら母の布団へ。。。
「犬がいる!!!」←注 真夜中です
母「うん、お父さんが拾ってきた」
アタシ「うちで飼うの?」
母「うん。そうだよ」
こんなやりとりをしたのを今でも覚えています。
んでもって、この子、トイ・プードルの純血だったんです。
最初はもの凄く汚くて、伸び放題の毛にずっとシャンプーもされていないような子でした。
この子を父が拾った経緯が、父の経営しているお店(料理屋なんですが)の駐車場に丸1日繋がれて、置いていかれてたそうです。
昼間は本当に暑くて、いつまで経っても現れない飼い主に近所のビルの方が「保健所へ…」と言っていたところ、うちの父が「娘がちょうど犬が欲しいって言ってたし、保健所なんか可哀相だから連れて帰る」と言ったそうです。
アタシは本当に嬉しかったし、この子と毎日お散歩してました。
学校から帰って散歩に行って、一緒の布団で寝て。
それから、約4年後の冬。
なんだか元気がなさそうだし、お尻の辺りを気にする様子だったので、母に話し、病院へ連れて行きました。
診断はよく分からなかったのですが、子宮が悪いということでした。
そして、体力的にももう少し暖かくなってから手術をする事になってました。
でも、もう間に合わなかったんだと思います。
母も父もアタシにはその事は言わなかったけど、きっと病院から宣告はされていたんだと思います。
アタシはただ治るんだってずっと信じてました。
何度も良くなったり悪くなったりの繰り返しで、アタシは心配で学校に行かなかったりしてました。
母も父も分かってて、あえて何も言わないでいてくれました。
そして、2月24日の朝。
前日の夜、本当に苦しそうにしたけど、夜中の2時過ぎまで寝ないで一緒にいました。
次の日の朝、アタシが目覚めた時、アタシの布団まで歩いてこようとしていました。
その時、もう頑張らなくていいと思いました。
その直後、父が「抱っこしてあげなさい」と言いました。
アタシは、そっと抱っこしました。
その時、小さく鳴きました。
そのまま、アタシの腕の中で息を引き取りました。
もっと一緒に居たかった。
もっと早く気付けばよかった。
ずっと何年もそう思い続けてきました。
つい、4年くらい前に夢を見ました。
その夢で、アタシは当時住んでいた家で、亡くなったモコちゃんもアタシの隣りにいました。
アタシが夢の中で「うちに来て良かった?もっと他の家に行った方が良かった?」って聞いたんです。
そしたら「そんな事ないよ。ここに来て良かったよ。ありがとね」って夢の中で犬のモコちゃんが喋ったんです。
まぁアタシの夢だし、自分でそう思いたいからそうゆう夢になったのかもしれないけど、目覚めたときにモコちゃんを触った感触まで残ってました。
本当に少しの間しか一緒に居られなかったけど、我が家に来てくれて、本当に良かったです。
そして、次に生まれ変わったら、また逢いたいです。
どうかアタシが行くまで虹の橋で待っていてね。。。
最近のコメント