『可哀想な猫ちゃんを助けてあげたい…』
こんな思いで、うちの猫達を迎えたことはない。家内が連れてきた先代の猫達は、確か家内の友人宅で産まれた兄妹、知り合いから譲ってもらったらしい。四半世紀前の話です。
先代の猫達が虹の橋を渡った後、猫のいない暮らしに耐えきなくなったということ。
当時、会社の昼休みにネコカフェに通ってましたわ(笑)
最初、猫を飼ってる知り合いをあたりましたが、昔のように自家繁殖された方は見当たらず。
家内と猫本やサイトを見ながら、血統種を探したり。
知り合い宅のマンチカン、ロシアンブルー、スコティッシュ、アビシニアンの子達の写メを見たり。
ただ、私が好きなのは昔から見てきた猫、先代の猫達と同じMIXが欲しかったということ。
ふつーのMIX猫ってどうやったら手にはいるの?
ペットショップにいる訳でもなく、保健所でもらって来る、捕獲器で野良猫を捕まえるとか想定外でした。
猫を飼っている知り合いに聞いたところ、今時はサイトで保護猫の里親になるか、動物病院の里親募集くらいの情報。
その後、ネコジルシに登録したり愛護センターの譲渡会を調べたり…
初めて猫を飼う人、昔飼ってた人は私達と大して変わらないのじゃないかなと思う。
一度、ネコジルシの一歳くらいの三毛猫に応募してみて、数度のやりとりの結果…辞退。
たぶん、先方もお断りしたかったでしょう。
ふつーのMIX猫を迎えるのって大変!
めんどくさっって、本気で思いましたよ。
そこから本格的に猫をゲットするために1ヶ月ほど情報収集。
その間、お決まりの上から目線コメントのペットショップで買えば?やら、たくさん野良猫いるから自分で捕まえたら?とかネコジルシでもコメントされたり(笑)
写真だけで選ぶことに納得がいかなかったので沢山の猫が待ってる譲渡会に参加。
心証良くするために、参加する前に先代猫に買っておいたシニアフードや療養食を、会場に出向いて権力もってそうな代表に寄付したり(笑)
譲渡会ってのがどんな感じなのかを2回程観察。
第一印象から感じ良さげなボラさん、自分と相性良さげ、悪そうなボラさん、底意地悪そうなボラを見極めて改めて譲渡会に参加したと言う次第(笑)
見た目だけで猫を選んではダメです。
それ以上に後ろに控えてる、その猫の保護者を見極めましょう。
自分との相性で応募というより交渉に近い里親募集に挑みましょう。
中には、男はみんな金髪👱の青い目の女性が好き!と決めつけてる昭和のオバサンみたいな人が、その猫の後ろにいるかもしれません。ネコジルシでも見かけますし(笑)
そして数々の猫を飼いたい人達の中で、どの立ち位置なのか?を知ることも大事。
これまで私達は兄妹2匹を希望してますが、1匹希望の応募者よりも、立ち位置は上になってました。
『なぜ保護猫に応募されたのですか?』
譲渡会でもアンケートが良くあります。
そこには、『可哀想な猫ちゃんを助けてあげたい…と思ったから』『殺処分を減らしたいから』こう書いても鼻で笑う募集者がいるかもしれません。
でも、『他にMIX猫を手に入れる方法が見当たらないから…』とは書かないほうが良さそうです(笑)
嘘も方便。
結果的に迎えた猫達に溢れるような愛情をそそいで最後まで責任を持てば良いのだと思うのですよ。
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