お庭で午後のカフェタイムを楽しんでいたら携帯がなったよ。
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誰だね〜
「あの・・・公民館のそばの○○です。」
あっ、白を大吉くんと呼んでる家、白のサードハウスからだ。
超〜久しぶり。
このところ体のあちこちが痛くて白探しにも行ってないから、顔を会わせることもなかった。
「あのね、今朝、うちの息子が仕事に出かける時に道路で猫が轢かれていたのを見つけてね。
私が病院に連れて行ったの。
さっき、お迎えに行ってきたんだけど、どこかのうちの子かなと思って。」
とっさに白!?と思ったけど白はついさっき庭をウロウロしてたよね。
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じゃあ、誰?
どんな猫ですか?
「キジトラのメスなの。白いとこは全くないキジトラ」
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ニャアみたいな!?
「尻尾は長いけど先がちょっとカギかな」
「猫屋敷の方へ犬の散歩に行った時にキジトラを見かけたことがあったから、もしかしてそこの子かもと思って。
今、職場にいるので聞いてもらえないかなと思ったの。」
なるほど、そうだったのか。
すぐに猫屋敷に電話して聞いてみた。
キジママはバラックの所にいるという。
猫屋敷のママちゃんでなかった。
どこの子なんだろう。
キジトラのメスって聞いて、一瞬、ニャアのことを思い浮かべてしまった。
そう、ニャアは5月1日に出かけたまま、翌日に事故にあっているのを見つけたんだった。
あれから6年経ったんだ。
この時期は事故が多いのかな。
いつもながら、この時期は胸がなんかつかえて重苦しい。
この頃はニャアの話も普通にできるし、いつまで経ってもニャアの凄いところ自慢してる。
ニャアと一緒にいた時間の4倍もの時間を白トラと過ごしているのに、白トラはまだまだニャアにはかなわない。
白トラがニャアを超える猫になる事はないんだろうな。
でもね、白トラはニャアの4倍も生きている。
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7年前、7ヶ月の頃の白とトラ。
白トラはニャアの歳をとっくに追い越して生きている。
白は相変わらずセカンドハウス、サードハウスへ通っているそうな。
センターラインのある、ニャアが事故にあってしまった道路を渡って・・・
白はとても注意深く道を渡ってくれているのかな。
ただ運がいい猫なだけなのかもしれない。
これからも強運を持ち続けてもらいたい。
それにしてもサードハウスの奥様、事故にあった子を仕事のある日なのに、病院に連れて行ってくれたとは・・・。
飼育放棄された猫たちを外猫としてお世話してくれたり。
白も素性がわからない頃からずっと可愛がってくれていた。
餌なんか与えるから白がそっちに入り浸っちゃうんだろう、とイライラしたこともあった。
だけど・・・どんな猫であろうと目の前にいる猫には同じように手を差し伸べることができる人。
ゾッチャに果たしてそこまでのことができるのかな。
恥ずかしいが、急いでいるからとか、言い訳して見て見ぬふりをしちゃうかもしれない。
ニャアの命日を前にとても考えさせられる出来事があったのでした。
ニャアが生きていたら・・・チー、ふぅはこのうちの子にはなってないかもしれない。
でもチーふぅがうちの子になった後、行方不明になったニャアが戻ってきたとしたら・・・猫5匹、お世話しても暮らしていけると思う。
というか戻ってきてくれたらどんなに嬉しいことだろう。
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道に迷ってね、すっかり遅くなっちゃったにゃ(=^ェ^=)
そう言って戻ってきてくれたら。
戻ってきてよ、ニャアちゃん。
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