
この写真を見ると、辛くなります。
2020年10月、モモ16歳の時です。
この頃、モモの体は悪くなっていました。
苦しかったに違いありません。私はそれに気づきませんでした。
私に気づいて貰えず、ひとりで耐えていたモモ。
その8ヶ月後に、モモの目は見えなくなります。

モモは寂しくなると私の枕元に来ます。
私はモモを撫でます。撫で終わると帰っていきます。
2021年5月、モモが枕元に来ました。
私はいつものようにモモを撫でます。撫で終わって、モモは帰りました。
しかしすぐ戻って来ました。
私はもう一度撫でました。撫で終わって、モモは帰りました。
しかしまた戻って来ました。私はまたモモを撫でました。
3回撫で終わって、モモはもう戻ってきませんでした。
モモは私に訴えたかった、私は気づきませんでした。
それから1週間ほど経って、モモが泣きながらやって来ました。
声も出さないし、涙も出しませんでしたが、顔が泣いていました。
私はようやくモモの異変に気づきました。
目が、青いビー玉のようになっていました。
私は「モモ、お前、目が見えないのか?」と言いました。
モモは、泣いています。
次の日私はモモを病院に連れていきました。
獣医によれば、瞳孔が光に反応していない、失明しているとのことでした。
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