その後、それが全国で当たり前に行われていることを知りました。
見過ごすことが出来ないので、改めて日記に記します。
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母猫を捕まえて、腹を割いて子供を子宮ごと取り出す。
まるで猫嫌いの猫虐待者がやりそうなことです。
まともな人間のすることとは、到底思えません。
お腹の子は脳も心臓もあります。
お腹の子はちゃんと生きています。
その子らの命を奪う権利がどこにあるのでしょうか?
猫は母性愛の強い生き物です。
母猫は、自分の子供がお腹にいることをちゃんと知っています。
我が子が子宮と共に切り取られる、母猫の悲しみはどれほどのものでしょう。
あるTNR活動家は、「そのほうが手間が省けて良いでしょう」と言いました。
先の日記で触れましたが、もう少し詳しく説明します。
その活動家は、私の関わる野良猫保護地の責任者Yさんの古い知り合いです。
Yさんによれば、その人は昔は、猫思いの心の優しい女性だったそうです。
保護活動、里親募集などを熱心に行っていました。
しかし、良い人だと思って譲渡した里親に何度も裏切られたり、辛いことが重なりました。
捨て猫はきりがありません。その人は、疲れ果てすっかり性格が変わってしまいました。
次々猫が出てくる強迫観念に迫られ、とにかく避妊去勢しなきゃと思うようになりました。
その人も最初は、妊娠した母猫のお腹を割くようなことができる人ではありませんでした。
しかし、何度も何度も手術して、感覚がおかしくなってしまったのです。
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TNR活動家の中に、同じ様な人がいるのではないでしょうか?
どうか気付いて下さい。
昔の、心の優しい、猫思いだった頃に戻ってください。
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